安倍首相VS蓮池透氏 | 中谷良子の落書き帳

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★安倍首相「私の言っていることが違っていたら国会議員を辞める」 蓮池氏「ブルーリボンを外すべきだ」★

「私が申し上げていることが真実であることはバッジをかけて申し上げます。私の言っていることが違っていたら、私は辞めますよ。国会議員を辞めますよ」

1月12日の衆院予算委員会で、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)元副代表の蓮池透氏の著書について問われた安倍晋三首相は、こう声を荒らげた。

蓮池氏の著書とは先月発売されたばかりの『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(講談社)

同書では、安倍首相のついたいくつもの嘘が明らかにされ、「首相は拉致問題を政治利用した」と主張されていることから、民主党の緒方林太郎議員が安倍首相に「拉致問題を利用したのか」とこの問題をぶつけたのだ。

すると、安倍首相は「議論する気すら起きない。そういう質問をすること自体、この問題を政治利用している」と逆ギレしつつ、「利用したこともウソをついたこともない」と反論、さらに緒方議員が「では蓮池さんがウソを言っているのか」と畳み掛けると、冒頭のように、議員辞職まで口にしたのである。

この安倍首相の逆ギレ答弁について、当の蓮池氏はどう考えているのか。本サイトは13日に緊急インタビューを行った。

――昨日、予算委員会で蓮池さんの著書が取り上げられ、安倍首相がバッジをかけてそんなことはない、と反発していましたが。

蓮池 安倍さんが「バッジをかけて」って言った瞬間、議員バッジではなく、拉致問題の象徴でもあるブルーリボン・バッジのほうを外すのではと思ったほどでした。

それくらい安倍首相の拉致問題への姿勢には失望しているし、彼は議員を辞めるつもりなんかないと思ったのです。私が『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(以下、『見殺しにした安倍首相』)に書いた内容はこれまで自分で体験し見聞きしてきたことです。Twitterにも書きましたが決してウソなど書いていません。

それにしても、一国の最高権力者である総理大臣がですよ、私のような一介の市民が書いた本で批判されたからといって、本気で対決姿勢を示すというのはいかがなものかと思いました。最後にはキレ気味でしたからね。そうではなくさらりと流したほうが総理としての器を示せたのではないかと思います。

──とくに「政治利用した」「拉致問題でのし上がった」という言葉に安倍首相は反応していました。

蓮池 安倍さんが、拉致問題で総理大臣になったのは事実です。そして総理に返り咲いてからもまだ拉致問題を利用している。

私は決して安倍さんを批判するために本を書いたのではありません。

拉致問題の恩恵を受けて総理になったのであれば、恩返しという意味でも拉致問題の解決に向けきちんとやってください、そういう思いを込めたつもりです。しかし今回の発言を聞くと本当に残念です。

2002年の小泉訪朝から13年もの長い時間が経っているのに何も変わらない。

だから一石を投じるつもりでこの本を書いたのです。弟家族が帰国できたのだから黙っていたほうが楽だろうとも言われます。しかし、こんな状態で黙っていることはできない。

弟はまだ帰ってこない被害者の人々のことが頭にこびりついているんです。肉体的には解放されたけど、精神的にはまったく解放されていないんです。心身ともに自由に暮らせるようなってもらいたい。

そんな思いもあって私は声をあげている。だから“批判のための批判”みたいに捉えられるとすごく嫌ですね。

──薫さんら5人が帰国した際、日朝政府間は「一時帰国」とし北朝鮮に戻すという約束をしていました。

しかし当時、官房副長官だった安倍氏が「日本に残すべきだ」と判断して小泉首相の了解をとりつけたと言います。

昨日の委員会でも関係者を集めて「最終的に私は返さないとの判断をした」と、蓮池さんの本の内容とは真逆の答弁をしています。

蓮池 安倍さんには、あなたがいつ説得などしたのか? と訊きたくなりましたよ。
http://lite-ra.com/2016/01/post-1888.html



この本は、蓮池透氏が北の手先になっていると噂されようが拉致問題に関する実態を知ることについては興味深い内容でした。

皆様も半信半疑で立ち読みされてはいかがでしょうか?

この拉致問題がダラダラと尾を引いて、1歩も解決の道を見出せないのは、政治家の利権に繋がっているというのは紛れもない事実でしょう。

そして保守層にも反日北スパイに、まんまと丸め込まれている者などがいます。拉致問題が利権化している以上、解決は難しいのではないかと改めて考えさせられました。

日本人として、どうしても譲ってはいけない一線を簡単に明け渡してしまう今の日本の政治家。日本人としての“気概”を取り戻さない限り戦後レジームから脱却できるわけがありません。

先日ご紹介した青山繁晴VS東国原氏の関西ローカル番組で、慰安婦問題での日韓合意についての賛否について、唯一否定されたのは青山氏のみです。

他のゲストコメンテーターであった麻木久仁子氏、品川庄司氏、北野誠氏、東国原氏はすべて合意に賛同されていました。日本の政治家も、外務省も事の本質が見抜けないタレントと同じなのです。

私は、どのような詐欺犯罪者よりも、日本国家、先人、未来の子供達の名誉を貶め続ける日本の“政治屋”ほど極悪な詐欺師はいないと思います。しかもその政治屋という詐欺師軍団は法で裁かれることなく、私腹を肥やし贅沢三昧の生活をし、拉致被害者家族を弄び、国民の期待を裏切り続け、肩を風を切って偉そうに歩いているのですから何をか言わんやです。




★宜野湾市長選挙と国政選挙★

辺野古移転の民意が問われることになる宜野湾市長選挙や、憲法改正への足掛かりを架け­る参議院選挙などについて考察していくと共に、各地の選挙区事情や、18歳に引き下げ­られる選挙権への対応など、選挙の周辺事情についても整理していきます。



★日韓合意、安倍総理の過ちとは...★



★韓国の反日暴走、負けず劣らずの反日日本人★

北朝鮮の核実験により、連携強化が求められる日米韓。しかし、親中反日に狂った韓国を­陣営に引き込むことは、むしろ安全保障上のリスクも抱え込む側面があり、事実、重要な­協定が棚晒しにされるなどの実害が確認できる。しかし実害と言えば日本の国会、特に野­党政治家の政治的資質に大きなリスクを抱えており、それに連携するメディアの世論操作­は深刻な問題である。最新の世論調査の結果を分析しながら、日本にとっての国家的リス­クを整理していくとともに、韓国への対応を誤った安倍政権に対しても反省を求めていき­ます。