甘やかせすぎる子育て | 中谷良子の落書き帳

中谷良子の落書き帳

核武装・スパイ防止法の実現を

アメリカでも、ここ日本でも子供の“個人主義”的行動、発言などが目に付き、大人より子供優先の時代となってきているように感じます。以下情報。



先日、赤ちゃん用品を買いにベビーザラスへ買い物に行ったジーンは、じっとしていられない娘がどこかへ行こうとするのをレジの列に並びながら必死に止めていた。

そのときレジ横に陳列されたよだれかけがふと目に入り、それどころではないのに思わずそちらに気を取られてしまった。

よだれかけに白い文字でデカデカと

「イケメン」
「スーパーモデル」
「プリンセス」

などの言葉がプリントされていたのだ。

ピンクとブルーの2色が用意されていたのは「ご主人様」だった。

このようなことは、ナルシズム流行病に油を注いだ新しい子育ての習慣の一端にすぎない。

だが、「スーパーモデル」と書かれたよだれかけをつけた生後6カ月の赤ん坊が可愛いと思われるアメリカ文化について、多くのことを語ってくれる。

年端もいかぬ子供に主導権を譲り渡し、手放しで褒めそやし、教師に叱られれば庇い、高価な車を買い与え、自由気ままにさせながらそれに伴う責任は負わせない。

そんな親を目にすることが日に増し普通になっている。


少し前までは、子供は誰が「ご主人様」かを知っていた。もちろん自分ではない。

父親と母親だ。

そして、両親は「友達」ではなかった。親は親なのである。

親と子の立場の逆転を促したのは、いまや文化の中心的価値観になった自己賛美といい気分である。

昔はなんとかして親の承諾を得ようと四苦八苦するのが子供というものだったが、いまは逆に親が子供に承認を求める時代だ。

何でも言うとおりにしてやる親は子供に好かれる。


欲しがるものを与えず、子供に「大嫌い」(あるいはキースの気に入る言い方で「パパなんかママほど好きじゃない」)と言われたら、いい気分はしない。

つい最近まで、そんなときでも親は1歩も引かずに気持ちの動揺を抑えるのが親の務めだと思っていた。

いまの親は子供が自分自身を褒めたりすごいと思ったりするように育てようとする。

その責任の一端は、そうするのが重要だと盛んに煽る本や記事にある。

親が子供に「おまえは特別だ」と言い、望むものを与えることが子供の自尊心を高めると言われているが、残念ながらそれはナルシズムに火をつけるだけなのである。

親は「まあ、ナルシストの子供に育つなんて素敵じゃない?」と考えているわけではない。

ただ子供に幸せになってほしくて自信をもたせようとしているだけなのだが、それが往々にして行き過ぎてしまう。

子供のためを思う気持ちと親としてのプライドがナルシズム文化への扉を開いてしまい、多くの親が当世風のやり方で子供への愛情を表している。

それが、我が子の素晴らしさを声を大にして宣言することなのだ。

女児用ベビー服の相当な割合に

「プリンセス」
「リトルプリンセス」

とプリントされているが、親自身が長く行方不明だった王位継承者でもないかぎり、それは期待しすぎというものだ。

この場合、親は忠実な家来であり、プリンセスの言いなりになるしかないのだ。

今日ほど子供の欲求が最優先されている時代はない。

親は、自分では答えられないほど幼い子供が相手でも、始終子供にお伺いを立てる(「夕食は何を食べたいの?」「おばあちゃんとお話したい?」「公園に行きたい?」)あるとき飛行機のなかで、就学前くらいの男の子が楽しそうにDVDを観ていた。

母親が自分のヘッドフォンを繫ぐと、その子はヘッドフォンを取り上げて

「ダメ、ママは見ちゃいけないの」と喚いた。

そのときの母親の対応は呆気にとられるようなものだった。

3歳の子供に

「ごめんなさいね」と言ったのだ。

子供にむやみに物を与えず、礼儀正しさと行儀の良さを大切にする古いタイプの子育てを貫こうとする親は、文化の波に逆らって泳いでいる。

親が子供にしてはいけないと言っても、メディアや友達、学校、よその親などから子供の耳に入るのがしても良いという答えなら、親の抵抗がいたずらに長引くだけだ。

それは経験からもう分かりきっている。

緩んだ規範を前にして、親の意志も砕けてしまった。

子育てとは常に闘いであり、最近は分別ある親がナルシストの価値観の大波に逆らう闘いになっている。




★フェイスブックをやめると幸せになれることが判明・・デンマーク調査で明らかに★

ネット交流サイト「フェイスブック(FB)」をやめると幸せになれる? 

デンマークのシンクタンク「幸福度研究所」は29日までに、FB利用をやめた人は、続けた人と比べて生活への満足度が高まったとする実験結果を公表した。

日本でも人気のFBは、利用者が身辺の出来事を文章や写真で投稿し合うのが特徴。同研究所は多くの人が他人の素晴らしい経験などの投稿をうらやむ傾向にあるとし「自分に何が必要かよりも、他人が何を持っているかを気にするようになる」と指摘している。

実験はデンマーク在住の1095人を二手に分けて行い、一方のグループだけFB利用を禁止した。
http://www.47news.jp/CN/201511/CN2015112901001159.html

ものすごくバカらしいニュース。↓

★フェイスブック(Facebook)、6つの感情ボタン試験へ「よくないね」は見送り (AFPBB News) ★

ユーザーが投稿内容に対しさまざまな感情を示すことができる新しい機能の試験を、9日からアイルランドとスペインで開始すると発表した。

ただし、新しいボタンには「dislike(よくないね)」は含まれないという。

フェイスブックは声明で、「『いいね』ボタンの拡張版となる『Reactions(反応)』ボタンの試験運用を行う。フェイスブックへの投稿に対する反応を素早く簡単に共有するためのより多くの選択肢を提供するのが狙いだ」と発表した。

試験として導入されるのは、「love(大好き)」、「yay(やったね)」、「wow(すごい)」、「haha(笑)」、「sad(悲しい)」、「angry(怒っている)」という6つの感情を示すボタン。携帯メールやメッセージで使われる絵文字のようなものになるという。

広報担当者は、試験期間の長さや、アイルランドとスペイン以外のユーザーが使えるようになる時期については不明だとしている。

現行サイトには、投稿に対する好感を表現する親指を立てたマークの「いいね」ボタンが導入されているが、ユーザーからは何年も前から「よくないね」ボタンの導入を希望する声が上がっていた。

引用元:国際ニュース:AFPBB News
http://www.afpbb.com/articles/-/3062639



★赤池誠章、義勇公に奉ず「国民保護」と「愛国心」★



★【育児疲れ】 あの子がいなかったら★



★【女子高生】うちの親はそんな非常識なことは言わない【感動話】★