【TPP反対!】実証された「食」と「いじめ」の意外な関係 | 中谷良子の落書き帳

中谷良子の落書き帳

核武装・スパイ防止法の実現を

今の子供たちの視力低下や、アトピーが多いのは、支那産の粗悪な毒食品を食べさせられているからだと思います。あと、必要以上にお肉を食べる習慣をやめ、お肉と青魚をバランスよく食べるのが健康に良いと思います。



こちらのつづき

ここまで、「食糧安保」の観点から、コメの需要を増やすための「完全米飯給食」実施を提案してきました。

ところで、この「完全米飯給食」

大きな社会問題になっている「いじめ対策」にも有効であることがわかっています。長野県真田町(現在は合併により上田市の一部)の元教育長・大塚貢さんの著書『給食で死ぬ!!』(コスモトゥーワン刊)に、大変興味深い記述があります。

大塚さんは1992年、長野県A中学校(生徒数1200人)の校長先生になりました。赴任当時、学校はとても荒れていたといいます。

具体的には、

●生徒が廊下をバイクで走っている!
●校舎内外に落ちているタバコの吸殻を集めると、1~2時間でバケツいっぱいになる!
●毎日のように犯罪が起きる!
●授業中に生徒が外で群れてタバコを吸っている!
●弱い生徒を引きずり出し、いじめて現金をまきあげている!
●外で空き巣をしている!
●1人暮らしのお年寄りの家に行き、脅迫している!

等々、なんとも恐ろしい学校だったのです!


大塚先生は、「学校改革」を決意します。研究の日々がはじまりました。

★「なぜ、生徒は荒れているのだろう?」★

はじめに気がついたのは、「授業がつまらない」ということでした。先生は決心し、「授業がつまらない」「あれでは給料泥棒だ」と指摘。

その結果、全教師が一丸となって、「わかる、できる、楽しい授業」を目指し、研究するようになりました。授業改革が進み、大塚先生が見ても、「こりゃあ面白い!」と思えるないようになっていったのです。

その結果、授業を抜け出す子、不登校の子、非行に走る子の数が減っていきました。探求はさらに続きます。

ある競技大会の朝、コンビニ前に張り込み、生徒たちがなにを買うか研究してみました。

すると、「コンビニ弁当」「カップラーメン」「菓子パン」「清涼飲料(ほとんど果汁がない)」などを買っています。先生は、こういうものを買っているのが、「いじめっ子」「キレやすい」「無気力」など、問題を抱えている子供であることに気がつきます。

そして、「食べているものと生徒の行動には関係があるのではないか?」と疑問を持ったのです。そこで先生は、子供たちがふだんなにを食べているか調査することにしました。

結果はどうだったのでしょうか?

まず、子供たちの38%が朝食を食べていないことがわかりました。私自身、もう長いあいだ朝食を食べていないので、「それが非行と関係あるのかな~?」と思いましたが、先生の解説を読んで納得しました。『給食で死ぬ!!』P24にはこうあります。

「朝食を摂らないと、なぜ学習で無気力になったり、いじめ問題を起こしたりするのでしょうか?少し考えると分かることですが、中学校には歩いて登校します。朝の部活があり、朝の清掃があり、体育やその他の授業があります。

その、子供がエネルギーを使うべき重要なときに、食べていないから力が湧いてこないわけです。子供たちは夕食をだいたい夜の7時~8時に摂り、朝食抜きで登校したら、給食は昼の12時ごろ・・・

つまり16時間くらい何も食べていないのですから、無気力にもなりますし、イライラしてくるのは当然です。だれでもお腹がすくとイライラしますが、子供は特に顕著です。イライラのはけ口はいじめとなり、あるいは無気力にもなってしまうのです」


なるほど~。歩いて登校、部活、清掃、体育。

子供たちは、私たち大人と違って、とてもハードな生活をしている。それなのに16時間も食べていない。そりゃあ、やる気も出ないし、イライラすることでしょう。

「朝食と成績の関係を裏づけるデータ」も出ています。2009年1月7日付・読売新聞(福井版)から。

「食生活と学力の関連性を示すデータもある。

08年度の全国学力テストでは、アンケートで「朝食を毎日食べる」と答えた子供は、「全く食べない」という子供より、国語、算数(数学)の全8分野で正答率が21.2~12.6ポイント上回った。

このテストで福井県は都道府県別の平均正答率が全分野でトップ3に入ったが、「朝食を毎日食べる」と答えた割合は、全国平均よりも小学校で2.2ポイント、中学校で4.7ポイント高かった。」

どうですか、これ?

「うちの子供は成績が悪くて・・・」と悩んでいるお母さん。とりあえず、「朝食」をしっかり食べさせてあげてください。では、朝食を食べている、残り6割強の子供は安心なのでしょうか?「なんでも食べりゃあいい」ってわけでもないのですね。

たいていが、朝食として、菓子パン、ハム、ウィンナーなどを食べている。夕食には、レトルトカレーや焼肉を食べる子が多いという調査結果が出たのです。


★「給食改革で起こった奇跡」★

「食事が問題だ!」

このことを確信された大塚先生は、PTAの会合で「食の重要性」を訴えます。しかし、親からいい反応は得られず、「家での食事改善はむずかしい」と判断せざるを得ませんでした。

先生は、「家でダメなら、給食を変えるしかない!」と決心します。それまでの給食は、子供たちが大好きな「菓子パン」「揚げパン」「中華麺」「ソフト麺」「スパゲッティ」など。米飯給食は、週に1回で、副食はお肉中心でした。

大塚先生は、これをどう変えたのでしょうか?

★そう、週に5日米飯、つまり「完全米飯給食」を実行したのです。その結果は驚くべきものでした。まず、子供たちが本を読むようになった。

「すると、少しずつ、やがてはっきりと、子供たちに変化が見えてきたのです。まずは「読書の習慣」です。荒れているときには、子供はとうてい本を読む気になりません。

ところが給食内容を変えてしばらくしたころ、休み時間になると、子供たちがみんな図書室に行って本を読むようになりました。給食が済むと、争うようにして本を読んでいます。図書室にある椅子が、瞬く間に生徒で一杯になりました。

椅子が満席になると、床に腰を下ろして読んでいます。床がいっぱいになれば、廊下に出ても読んでいます。これはなかなか感動的な光景でした。食の改善による影響が大きかったと思います。」

米飯給食にしたら、子供たちが本を読むようになった。本を読めば当然、賢くなります。目に見える結果も出てきました。

ところで1951年に始まった読売新聞社の「全国小・中学校作文コンクール」をご存知の方も多いでしょう。米飯給食に変えてから起きたもうひとつの変化は、生徒がこのコンクールに参加して、特に指導もしないのに、毎年のように全国で1位か2位に入選するようになったことです。


子供たちの文章力がしっかり向上していました。1位、2位に入選した子供の作文は高度で、大人の私が読んでも筋がじつに複雑でした。

★【討論!】どうなる?どうする?TPP★

パネリスト:
金子洋一(参議院議員)
亀井亜紀子(前参議院議員)
関岡英之(ノンフィクション作家)
田中秀臣(上武大学教授)
田村秀男(産経新聞社特別記者・編集委員兼論説委員)
原田泰(早稲田大学教授)
三橋貴明(経済評論家・中小企業診断士)
山田俊男(参議院議員)
司会:水島総









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