【TPP反対!】「洋食化」が、日本の食糧自給率をどんどん下げている | 中谷良子の落書き帳

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核武装・スパイ防止法の実現を

日本は、1992年の新生ロシアのような二の舞になってはいけないNO!のらりくらりとかわしてね。以下情報。



「日本の農業は悲惨だ、悲惨だ!」といわれます。

しかし、細かく見ていくと、現状を維持できればそれほどひどい状況ではないことがわかります。

農水省のデータによると、日本の食糧自給率はカロリーベースで39%、生産額ベースで66%。品目別の自給率を見ると、コメ95%、いも類77%、野菜79%、牛肉43%、豚肉50%。

悪くない数字が並んでいます。

ちなみに、自給率の高い野菜ですが、概してカロリーが低いため、「カロリーベースの自給率」には貢献していません。

あげた数字だけ見れば、08年のような危機が起こっても、国民は飢えずに暮らせます。では、自給率の低い農産物はどんなものでしょうか?

小麦類14%、大豆5%。

さらに気になること。「日本は、食糧自給率が低い、低いと大騒ぎしているわりに、なんで40年間もコメの『減反政策』してるんだ?」

これは、コメの需要が年々減り続けていることが理由です。

国民1人が1年間に食べるコメの量の平均は、ピークだった1962年の118.3キロから、2011年には57.8キロまで減少。つまり、なんと半分以下になってしまった・・・

では、日本人の食べる量が1962年から半分になったかというと、もちろんそんなことはありません。要するに「コメ以外のもの」を食べるようになった。

なにを?

1955年と2005年の食生活を比較してみると、小麦の需要は26%増加。果物350%増、肉891%増、鶏卵449%増、牛乳・乳製品759%増、油脂類541%増。

果物については、戦後、日本は「豊かになったから」量が増えたのでしょう。その他に関して、はっきりとした傾向がわかります。そう、「洋食化」です。つまり、日本人は、「欧米人と同じものを食べるようになってきた」

欧米人はいま、「健康にいい!」といって日本食を食べている。一方で、日本人が正直「健康にあまりよくない」洋食に走っているのは、バカバカしいですね。


「洋食化」が日本の自給率を下げる理由を考えてみましょう。

まず、洋食といえば、パンです。既述のように、パンの原料となる小麦類の自給率はたったの14%。次に891%増えた肉、759%増えた乳製品、449%増えた鶏卵など、いわゆる畜産物。これらの自給率は63%なので、「健闘している」ように見えます。

しかし、畜産に必要な飼料はほとんど輸入に頼っているので、それが自給率を下げている。さらに、541%増えた油脂類。油脂類の原料用大豆は100%輸入。ここまでで、「洋食化」が自給率を下げていることがわかりました。

では、日本はどうすればいいのか?

★「完全米飯給食」が日本を救う★


日本の「食糧安保」を確保するのに大切なことは、まずコメの関税を守ること。

その上で、日本食を復活させればいい。これは、考えてみれば当たり前。日本は戦後、洋食化によって自給率が下がっていった。ですから、「再日本食化」することで自給率を上げていく。洋食化の象徴はパン、日本食の象徴はお米。

主食が変われば、副食も全部変わる。だから、「日本食」を復活させるためには、みんなに「お米を食べてもらえばいい」のです。とはいえ、日本は独裁国家ではないので、政府が一般国民の食事に干渉するわけにはいかない。

しかし、政府、地方自治体が干渉できる場所もあります。その代表が「学校給食」

政府統計によると2010年、全国には国公私立小中学校、特別支援学校、夜間定時制高等学校が3万4036校あります。

このうち完全給食を実施しているのは、約90%にあたる3万762校。その100%が米飯給食を導入しています。

回数は、週平均3.2回。ざっくり週3回としましょう。これを週3回から週5回に増やして、「完全米飯給食」にすればいい。すると、どんなことが起こるのでしょうか?現在給食を食べている子供は、全国で約956万人。

つまり、米飯給食が週1回増えると956万食、週2回増えると1912万食、コメの需要が増えます。

1年は全部で52週ありますが、夏休み、冬休み、その他もろもろの休みを差し引いて、1年だいたい42週と考えます。すると、1912万×42=年間8億304万食、コメの需要が増えます。

そればかりではありません。

「三つ子の魂百まで」子供のころの食生活は、生涯続く習慣になります。つまり、給食で毎日お米を食べていれば、卒業後もお米を食べ続ける可能性が高くなる。毎年小学校に入学する子供の数は、現在約100万人。

その100万人が将来、「毎日お米食わんと、なんか気分悪い」という層に育っていきます。つまり、「完全米飯給食」の実施は、「毎年100万人『お米党』を増やす」効果があるのです。

私たちは、「たかが給食」と甘く考えています。しかし、そもそも日本人の食生活はなぜ戦後、劇的に変わったのでしょうか?そう、「パン給食」が導入されたからです。日本人は、学校で「パン」を食べ、「牛乳」を飲むことを習慣づけられた。

ですから今度は、「完全米飯給食」で日本人の子供を全部「お米党」にしてしまう。これなら、政府、地方自治体の力の及ぶ範囲ですから、「独裁だ!」などと非難される心配はないでしょう。




★【TPP】文化防衛戦、対米追従は国益に非ず!★

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今回は赤池誠章参議院議員より、閉幕した秋の臨時国会­の中から、「民法の婚外子格差修正」と「特定秘密保護法」の重要な2つの動きと、ご自­身も出張されていた「WTO閣僚会議」でも取り上げられた「中国問題」について御報告­していただきます。



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