【秘密保護法案】差別反対、人権、反戦平和団体の正体とは? | 中谷良子の落書き帳

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核武装・スパイ防止法の実現を

人権・平和・動物愛護を唱える団体の正体は以下のとおり。

以下は、企業の戦略的コミュニケーション危機管理専門家、元ホワイトハウススタッフ、米国防高等研究計画局、通信、IT、防衛、航空宇宙関連企業でコンサルタントとして活躍されてきたアメリカ人の情報を貼り付けます。

以下はアメリカの情報ですが日本で脱原発、辺野古移設反対、従軍慰安婦賠償問題を訴える組織、反オスプレイ、日弁連、秘密保護法案反対を訴えている背後にいる組織が見事にマッチングしているのです。↓



<プロキシ攻撃>の例として、まず、1990年代にオーストラリアで起こった事件を挙げよう。
マザーズ・オポージング・ポリューション(汚染に抗議する母親たちの意)と名乗る団体、通称MOPが登場し、

「全国に数千人の支援者をもつオーストラリア最大の女性環境団体」であると公言したのだ。
MOPは、一見したところ、じつに立派な団体だった。

年会費39.95オーストラリアドルを支払えば「私は環境を意識しています」という証明書をもらえるし、園芸の指導を受けたり、種を配布してもらったりすることもできる。

そのうえ、せっけんや洗顔料を1割引で購入できる。
もっと良心的な人は、スーパーマーケットでMOPのバッジを購入すれば、ウミガメの研究資金に貢献できる。

MOPのアラマ・マロニーは、発がん性物質を含むと思われるプラスチックの牛乳瓶の使用にも反対し、大衆に注意を喚起した。

そして、「プラスチックでは防ぐことのできない紫外線が牛乳の品質を下げているのではないか」という懸念も示した。

MOPはその後数年にわたって活動を続けたが、ついに≪クーリエ・メール≫紙の調査ジャーナリストたちが、この団体に関する調査を開始した。

すると、プラスチックの牛乳瓶の使用に怒りを表明しているはずの女性団体の居場所も構成メンバーも不明であることがわかった。

おまけにあろうことか、アラナ・マロニーなる女性は存在しないことが判明した。

つまり、彼女はでっちあげられた架空の人物であり、何者かがなんらかの利益を得るためにつくった隠れ蓑だったのだ。

いったい、MOPの背後にはだれがいたのだろう?
≪クーリエ・メール≫が調査を進めたところ、ひとりのPR専門家の存在が浮かびあがった。

この人物は、プラスチックの牛乳瓶に反対するニセの環境運動を展開し、報酬を得ていた。
そして裏で、紙製牛乳パックメーカーのコンサルティングをおこなっていた企業と取引していたのである。


こうした攻撃のために見せかけの団体をつくるのは、デジタル時代においてそれほど手のかかることではない。
何回かキーボードを叩けば、一丁あがり。

「こうした策略に高度な技術はいらない。だれにでも簡単にできることだ」と、ある専門家は言う。

たとえばアメリカ最南部地方のある郡では、寄付金を削除されている非営利団体が地元政治家のためにウェブサイトを設けているが、この組織はもっぱらロビー活動を行っている。

この団体が開設したウェブサイトをひらくと、家族や緑の風景が目に飛び込んでくる。

いかにもあたたかい雰囲気をかもしだしているページだが、よく見ると、社会意識の高い人たちが郡や学校の委員会の立候補者を中傷するメールを送る映像が掲載されている。


金銭トラブル、私生活でのゴシップ、倫理観の欠如などを武器に、相手を攻撃するのだ。
法は、このサイトへの寄付者の情報開示を強要していない。

「この手のサイトは、べつにめずらしいものじゃない」と、中傷の被害を受けた側から調査を依頼された専門家は語る。

「だが、中傷するにも資金源が必要だ。調査したところ、その州で大成功をおさめた実業家であり政治家でもある一族が資金を出していることがわかった。中傷攻撃は、なにもワシントンだけでおこなわれているわけじゃない。郡の選挙でも同じことがおこなわれている。隠れ蓑を悪用した中傷攻撃は、いまやこの国のすみずみにまで広がっているんだ」

この傾向は、大学生のあいだにも広がっている。

どこの大学のキャンパスにも、さまざまなことを訴える団体がひしめきあっているものだが、なかには動物の権利を訴えHLS社にテロ行為をはたらき、イギリス政府に訴えられたSHAC(ストップ・ハンティンドン・アニマル・クルエルティ)のメンバーもいる。

かれらは、いかにも良心と思いやりにあふれた団体のような顔を見せながら、真の動機を隠している、もっともたちの悪い団体といえるだろう。

SHACは、FBIにより国内のテロリスト・グループとして分類されている動物解放戦線(AFL)と関係があると考えられている。
暴力行為の手柄はALFに預け、人道主義をたてまえに資金集めを担当しているのだ。

ジャーナリストであり小説家でもあるジョアン・グッドウィンは、ロンドンの≪デイリー・メール≫に調査報告を寄稿し、社会的には善なる顔をもちながら、悪意に満ちた動機を隠している活動について、こう描写した。

なんの変哲もない、緑色の毛布らしきものでおおわれた架台式テーブルがある。
そこには善意あるボランティアが座っている。

たいていは、高齢の女性だ。

テーブルには、あわれな表情を浮かべたサルや苦しんでいるビーグル犬の写真が置かれている。
心を動かされた人たちが寄付をするよう、慎重に選ばれているのだ。


この写真を見た人は嘆願書に署名をし、「価値ある理念」のために現金を支払い、不用な動物実験に苦しむ動物たちを救おうとするだろう。

SHACがテーブルに置いている写真の多くは古いものであり、現在のHLS社の活動を報告しているわけではない。

それでも写真の印象は強烈で、多くの人たちが財布をあけ、SHACに寄付金を寄せた。

当局の報告によれば、こうした募金活動で数万ポンドを集めることができる。
そして嘆願書はたいてい捨てられるOr売られる。

そして集められた寄付金は、公的な記録をもたない秘密組織に送られる。

こうして集めた寄付金は、SHACの写真に写っていたあわれなサルや犬たちとはなんの関係もないことのために使われた。
現代のインターネットでは、似たような詐欺行為が蔓延している。

ハイチの孤児を救済しましょう、仔犬を、クジラを助けましょう・・・

それもこれも、デジタル・テクノロジーの発展により、ちょっとキーを叩けば、秘密活動の隠れ蓑となるグループをネット上につくりだすことができるからだ。

気をつけよう。
母性愛とアップルパイのようなあたたかい雰囲気をかもしだしている組織には、裏の顔があるかもしれない。




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