近年は生活スタイルの欧米化が進み、洋風の家が普及するいっぽう、畳を敷きつめた和室は減る傾向にある。
しかしながら、依然として畳のある和の空間に安らぎを感じ、癒されるという日本人も少なくない。
日本の伝統文化のなかには中国伝来のものが多いが、畳は日本固有の文化である。
その起源は古く、はるか8世紀に記された日本最古の歴史書『古事記』にまでさかのぼる。
『古事記』には「皮畳」「菅畳」「絁畳」などという記述が見られることから、野生の草を重ねて敷いた敷物が畳のルーツだったということがわかる。
平安時代には、現在の畳に似たかたちで使われるようになったが、貴族をはじめとした上流階級が部分的に使うだけだった。
貴族の住まいは寝殿造りで、室内はすべて板の間。
この板敷きに寝具や座具として置かれ、身分によって畳の厚さやへりの柄、色が決められていた。
寝具として使われていた証しは、そのサイズにもあらわれている。
畳1畳のサイズは長さ6尺(181.8cm)、幅3尺(90.9cm)
このサイズは、人がひとり寝たとき収まる大きさとなっている。
現在のように、部屋全体に畳が敷きつめられるようになったのは、鎌倉時代から室町時代にかけて書院造が普及してからだ。
ただし、当時はまだ武士や貴族などの特権階級だけが使い、庶民にまでは普及していなかった。
やがて、安土桃山時代から江戸時代にかけて茶道が発展すると、しだいに町人の家にも畳が使われるようになっていく。
一般庶民にまで畳の使用がゆきわたったのもこの時代で、畳師や畳屋などの産業が発達した。
★すぐれた実用性を知れば、長く愛されるのも納得★
この日本固有の敷物である畳は、日本の畳職人の技術の結晶といえる。
国内だけでなく海外でも高く評価されており、世界には畳を愛する外国人が意外なほど多い。
外国人が、畳にこめられた日本の心を本当に理解できるのかと、疑問に思う人もいるかもしれない。
日本の心が理解できるかどうかまではともかくとして、畳には、その機能においても効用においても、世界に誇るべき魅力があることはたしかなようだ。
畳にはまず、人の気持ちを落ち着かせ、リラックスさせる効果がある。
そして、見ても触れても嗅いでも、気持ちが和む。
それは畳1畳に4000～5000本も使用されるイグザの香りに、バニリン、フェトンといったリラックス効果のある成分がふくまれているからだ。
この香りが脳を刺激してアルファ波をだすのである。
つぎに、すぐれた吸・放湿性が注目される。
湿気を吸収するだけでなく、空気が乾燥しているときには水分を放出する機能をもち、室内の湿度、温度を一定に保つ。
つまり、高温多湿の日本の住居に最適なのだ。
さらに、空気の浄化作用もある。
畳には、ほこりやダイオキシン、ホルムアルデヒドなど、人体に害のある物質を吸着し、二酸化炭素にいたっては、畳1畳で1.5kgも吸収することが実証されている。
また、イグサには食中毒や腐敗細菌、水虫に有効な抗菌性もあり、まさに衛生的で、理想の床材であることがわかっている。
これほどにすぐれたその国古来の伝統品は、世界にも類を見ないだろう。
畳の需要が減少するなかで、もっと畳の伝統文化を絶やしたくないものである。
安倍首相が怒った読売新聞 「消費税率引き上げ意向」報道
財務省・木下康司氏は売国奴である事が判明いたしました。
【徹底追及！シリーズ 中国政府への土地売却の財務省の国賊行為】
【外国政府の不動産に関する権利の取得に関する政令】では外国の政府に土地を売買
してはならないことになっていますが、財務省は中国だけは不問にしています。
【増税大魔王、木下康司財務事務次官は新潟市中国総領事館設立に関わっていた？】
http://matome.naver.jp/odai/2138003849570257601
消費税増税の主犯
財務事務次官 木下康司（きのしたやすし）
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