名誉ある切腹死 | 中谷良子の落書き帳

中谷良子の落書き帳

核武装・スパイ防止法の実現を

現代の日本人で切腹という覚悟を決められる人はどれだけいるでしょう。
現代の一般人男性の思想、信条のない堕落した姿を昔の武士たちに恥ずかしくて見せられない。
以下情報。



切腹の理由はいくつか考えられる。
まず、刑罰としての切腹である。

武士が何らかの犯罪、あるいはそれに近い不名誉なことをした場合、その罪を償うために切腹するのである。

しかし、武士以外の庶民は、原則として切腹を認められなかった。

それは、庶民は自ら罪を償うことのできない存在とされていたからである。
庶民は斬首、磔、場合によっては火あぶりなどによって処刑された。

それに対し、武士は自分の始末を自分で付けられる存在として認められていたから、切腹が許された。

この場合の切腹は刑罰ではあるが、それは名誉とされた。
武士であっても切腹が許されないことがあり、それはこの上ない不名誉となった。

ただ、刑罰としての切腹の実例はそれほど多くない。
江戸時代260年を通じ、江戸幕府による刑罰による切腹は30人以下だという。

ただ、これは幕府による公式なもので、非公式にはもっとあったに違いない。

刑罰としての切腹刑は明治6(1837)年、大政官によって廃止された。
次に考えられるのが責任である。

犯罪ではないが、何らかの不祥事があった場合、直接に携わっていなくとも、責任をとるということとなれば、切腹であった。

刑罰にせよ、責任にせよ、激痛を伴う切腹をすることで罪を償い、責任を果たしたと考えられ、個人の名誉は回復されたのである。

3番目に考えられるのが潔白の証明である。

あらぬ疑いをかけられ、不名誉とされたとき、身の潔白を証明するために、腹を切っても合理的な説明にはならないが、腹を切り、赤い血を見せることで、自身にやましいところがないことを示すのである。

「鳥の落ちんとするやその声悲し、人の死なんとするやその声正し」と古来いう。
多くの場合、切腹によって身の潔白は証明されたと考えられた。

もし、事実関係で、身の潔白が証明されない場合は、切腹によって責任をとった解釈され、いずれにしても名誉は回復された。

4番目に考えられるのが、抗議による切腹である。
いわゆる諫死(かんし)がこれである。

主君に対して、いくら諫めても聞き入れてもらえないとき、自ら死を選ぶことによって、自分がいかに真剣に諫めているか、自分の主張がいかに正しいかを理解してもらうために行うのである。

文字通り死を覚悟しての諫めであることを証明するのである。
これまた、赤い血を見せることで、自身の主張の正しさを強調しているのである。

諫死の相手は主君とは限らない。
上司であったり、組織であったり、社会であったりする。諫め腹ともいう。

繰り返すが、切腹は自分で腹を切るのであるから、強い覚悟、激痛に耐える精神力が必要だ。

それを成し遂げることによって、贖罪をし、潔白を証明し、意志の強さをアピールすることができたのである。

切腹による主張というのは、古今東西、まず日本にしかみられない。

以上とは別に殉死(追い腹)という動機もある。
主君の死のお供をするという発想は、これまたまず日本にしかみられない。

江戸幕府は寛文3(1663)年、殉死禁止令を出すが、それでも完全に殉死がなくなったわけではなかった。

殉死をした人に殉死するということもあった。
これを「また追い腹」といった。

これ以外の理由で切腹した者もいただろうが、それはレアケースであろう。

★武家の存続のために確立された★

戦国時代までの武士は、自身に不都合なことがあれば、主君を変えることも自由であったし、捕虜になったり、不名誉なことがあっても、再び合戦で手柄を立てればいいとの判断があった。

しかし、江戸時代になると、代々、主君から禄(ろく)を頂戴し、主君を守ることが家臣の義務と考えられるようになった。

不名誉は家の断絶を意味し、断絶は家族が路頭に迷うことを意味した。
切腹によって名誉が回復され、家の存続が許されるなら、武士は潔く切腹したのである。

仮に家の存続がかなわなくとも、名誉を回復するための切腹は武士の道と考えられた。
戦国時代は生き残ることが使命であり、江戸時代は名誉を守ることが使命となった。

現在、われわれが考えている武士道は江戸時代に確立したのである。
たとえば、武士が喧嘩をして、相手を斬り殺したとすれば、本来は自分も切腹した。

相手だけを殺しておいて、自分が生き残るという思想はなかったのである。
喧嘩は死の覚悟をもって行われた。

また、武士が町で町人と諍いを起こし、相手を無礼討ちにした場合も切腹した。
無礼討ちは建前として認められているが、町であれば町奉公所の取り調べを受けねばならず、そうなれば藩名を知られることになり、藩に迷惑をかける。

それは不名誉であるから切腹することになるのである。

切腹のもうひとつの大きな特徴は、介錯人(かいしゃくにん)の存在である。
自殺は通常、ひとりで行うものだが、切腹は多くの場合、幇助者を必要とする。

幇助者だけではない。
多くの人が検分をすることになる。

自殺ではあるが、儀式でもある。
ひとりで毒をあおったり、自室にひきこもって拳銃の引き金を引くということはない。

江戸時代の正式な切腹は、見届けるための多くの人々が集まり、威儀を正して着座し、切腹人が登場し、介錯人が登場し、静寂の中で、それぞれが礼を保ち、厳粛な雰囲気の中で行われる。

多くの人が見守る中で、儀式として自殺が行われるというのは、世界で例がない。

ただ、介錯が一般化するのは戦国時代後期からのようだ。
その前は切腹してはらわたをつかみ出して息絶えたり、切腹後、入水したり、刀や首で胸を刺して死ぬという、自己完結型の切腹が多かったようだ。

介錯が登場してからは、はらわたがはみ出るまでの切腹は少なくなっていく。
統計があるわけではないが、日本では袴垂以降、万を超える人々が切腹したであろう。

中には女性もいる。



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(第3弾・街宣)
6月22日(土)
【集合場所】大阪梅田ヨドバシカメラ前(日章旗が目印です)

【集合時間】
すべて14時~2時間程度


【主催および現場責任者】
中谷良子(なかやりょうこ)
※団体名の乱立は無意味だと思いますので協賛は募りません。
※チラシ配布してくださる方、大募集!

【注意事項】
撮影は未定。
市民活動ですので特攻服など現場にそぐわない恰好はご遠慮ください。
周知目的ですので差別的発言、挑発行為、暴力行為、反社会的言動はお断りいたします。
公共マナーをお守りください。
現場では責任者の指示に従っていただきます。
以上のルールでご協力くださる方をお待ちしております。
蒸し暑い時期ですので、お好きな時にお越しいただき、休憩も自由ですし、お好きな時に遠慮なさらずお帰り下さい。



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【日時・集合場所】
6月30日(日)
新町北公園(元 大阪厚生年金会館の南隣)15時半集合・16時出発

【主催】
中谷良子

【注意事項】
撮影は未定。
市民活動ですので特攻服など現場にそぐわない恰好はご遠慮ください。
周知目的ですので差別的発言、挑発行為、暴力行為、反社会的言動はお断りいたします。
公共マナーをお守りください。
現場では警備責任者の指示に従っていただきます。
参加者同士の喧嘩も厳禁でお願い致します。
いかなるトラブル、損失、損害も当方は一切の責任を負いかねます。
以上のルールでご協力くださる方をお待ちしております。

お問い合わせはこちらまで。
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