リンカーンをdisる | 中谷良子の落書き帳

中谷良子の落書き帳

核武装・スパイ防止法の実現を



【和訳】
※意味不明のものも多かったので少ししか訳せていません。
ご了承ください。

世界に猛獣を見せつける時
ブランカ、スリランカで防弾の車
12才で肩にロケット銃を担いでいる

1マイル先、角の店のオーナー
白人の男が店先に来てオーディマを光らせながら
アフリカではヨハネスブルグやコンゴで戦争

反抗軍は自分の仲間を奴隷あつかい
水を掘らせるか殺される
ライフルは肉食だから

1つ見つけて盗んだ
今は村中が彼を捜している

★Hook
血まみれのダイアモンド
ブラッド・ダイアモンドを見ろよ
ブラッド・ダイアモンド
今ブラッドダイアモンドを見てみろよ
血まみれのダイアモンド
ブラッド・ダイアモンドを見ろよ
ブラッド・ダイアモンド
今ブラッドダイアモンドを見てみろよ

仲間が掘ったものをどうやって売るんだよ?
ダイアモンド、綿、ニガー(黒人)の持ち物だろ
レブロンにドゥラントはアメリカに金メダルをもたらし

代わりに何をくれた?
酒屋かよ?

あのテープは忘れるな
あいつを捕まえようとした
役所の弁護士は立証できない
俺が勝つんだよ

あの中国人は関係ねえ
チャイニーズは食べるけどマイケル・ジョーダンのスニーカーはどこで作ってると思ってるんだ?

白昼堂々お前に近づく
銃を持って、でもやらねえ

マンデラは28年食らった文句を言わずに
アフロの聖人、裁判官はズラを被ってる
ニガーを鎖でつなぐ、鎖の上から
殺す、静脈に毒薬を打って

ブルータスはシーザーを殺した
ユダはキリストを
ジョン・ウィルケス・ブースがリンカーンを

奴が奴隷を解放したって?
何考えてんだよ!
ニガー、リンカーンなんてクソ食らえ!



“I'm far from religious but I got beliefs.so I put canary yellow diamonds in my jesus piece”
(まったく信心深くないけど、信仰心はある。だからジーザス・ピースに黄色いダイヤを埋め込んだのさ)

THE GAMEの通算5作目となり、早速物議を醸しだしているこのアルバム。

$Jellyの~日本のタブー~


アメリカの第16代大統領リンカーンをSpielbergまで使って、ただひたすら賛美する映画が4月19日~公開されますが、そのリンカーンをメッタ斬りの曲でした!

こちらは4月19日~公開される映画リンカーン予告編




そして、このアルバムの1曲目でFeatureされたPhiladelphiaのラッパー、Meek Millは、その名も“Amen”というクラブヒットを放ち、同時にここでの「アーメン」の使い方が神への冒涜にあたるとして、ボイコットを呼びかける声が上がり、Meekが謝罪する場面がありました。

さらにChristianラッパーや、一部の宗教団体からも批判の的となっていた頃に、この“Amen”の頭に自分のHookとVerseを加えたRemixを発表したのがGameでした。

こういった騒ぎに巻き込まれることは十分承知していたはずなのに、本作のジャケットのアートワークとして公開されたものはも明らかに神への冒涜と批判されてもしかたないものです。

それはBlack jesusを表したステンドグラスではあるのですが、このキリストはGameが関わっていたStreet gangの2大派閥の1つである“BLOODS”の構成員であることを示す赤いバンダナで、顔の鼻から下を覆っています。(既に戦闘態勢であることの意思表示!)

★ブラッズ(Bloods・赤色)とは

$Jellyの~日本のタブー~


西海岸のStreet Gangで活動の拠点は主にLos Angeles。

Cripsに脅かされていた一派が、Athens Park Boys、LA Brims、Black P Stones、Piru、Bishopsを中心に結成されました。

現在はCripsと共に「2大黒人Gang」、「2大Street Gang」などと言われてます。
色は赤を基調、セットと呼ばれる二次団体的グループの名前は基本的にBで始まります。

Bloodsの由来はTeam colorである赤から連想される血(Blood)からきた説と、ベトナム戦争の黒人帰還兵がお互いに「Bloods」(兄弟・Brotherがなまったもの)と呼びあったことから来た説があり。

Cripsがバンダナをズボンの左側に垂らすのに対し、Bloodsはズボンの右側に垂らしてます。

また、ClipsはBloodsの頭文字であるBの存在を、BloodsはCripsの頭文字であるCの存在をそれぞれ認めてません。


$Jellyの~日本のタブー~


さらにこのアートワークのキリストの顔をよく見ると、左眼の下には、涙をかたどったTattoo(つまり、敵を殺害した経験がある)も入ってます。

そして首から下げているのは、キリストの頭部をかたどった金色に輝くJesus pieceです。
しかしGameは正式に洗礼を授かっていて、真面目に教会へ足を運び、家族を大切にし、死に向き合いながらも一心に祈りを捧げています。

お酒も女も好きでストリップクラブにも足を運ぶけれど、神を愛し、神の御心の光に照らせるようなそんな内容のアルバムを作ったと言われるのですが、どうも支離滅裂(笑)

ちなみにGameのお兄さんは20年前にハメられてお亡くなりになられています。
お兄さんとは生前に

「ここから出たら、もっとみんなで一緒に過ごそう。俺もまともになるから」と言っていた矢先で殺され今でもそのことがGameの頭から焼き付いて離れないらしいです。

13曲目の“Celebration”では、Chris Brown、TYGA、Wiz Khalifa、Lil Wayneらによるウェッサイ流Party tune!

久々の共演となったKanye WestとCommonをFeatした“Jesus Piece”やD'Angelo“Lady”のネタを使った“All That”

K.Lamar&Tankを迎えた“See No Evil”などなどハードで重厚な仕上がり。