ネット暗殺 | 中谷良子の落書き帳

中谷良子の落書き帳

核武装・スパイ防止法の実現を

以下転載↓

ある日突然、自分に関する根も葉もない噂がネット上に広まったら、あなたならどうするだろう?
いや、心配ない。

自分は有名人でもなければ要人でもない。
無名の人間のことなんぞ、だれが騒ぎたてる?

そう思う人が大半ではではないだろうか。
しかし、私たちは警報を鳴らす。

ネット社会で横行する攻撃の被害者には、だれがいつなるのか、わかりません。
次はあなたかもしれませんよ、と。


「サイバー攻撃」とは一般にインターネットなどを利用してコンピュータやネットワークに不正に侵入し、データの搾取や破壊、改竄などをおこなったり、システムを機能不全におちいらせたりすることを指す。

事実、日本でも、サイバー攻撃の事件がたびたび報道されるようになった。

2011年5月、ソニーは、ハッカーによる攻撃の被害を受け、人気ゲーム機プレイステーションも含めたオンラインゲーム利用者の口座情報などが流出したことを公表した。

同年9月には、日本の防衛産業に関わる三菱重工が国内11拠点でサーバーやパソコンがウイルスに感染し、ネットワーク利用者のIDやパスワードが盗まれた疑いがあることが判明した。

翌2012年4月には、スマートフォン向けに開発された複数のアプリを通じて、利用者の個人情報が外部に流出していたことが明らかになった。

一般に「サイバー攻撃」と呼ばれるこうした攻撃のほかにも、個人の私生活に関する噂や誹謗中傷をネットに流すなどして相手の評判を落とし、ときには死にいたらしめる卑劣な行為、すなわち「サイバー暗殺」の実態を詳しく説明している。

インターネットを利用すればこうした誹謗中傷がたやすくできるからこそ、ごくふつうの市民であるあなたもまた標的になるおそれがある。

あなたが大企業の幹部であろうが、子どもをもつ親であろうが、医師であろうが、子どもであろうが、独身であろうが、孫を愛する祖父母であろうが、関係ない。

だれがいつ被害者になるともわからないのが、こうした攻撃の不気味なところだ。
「サイバー暗殺」を7つに分け、「7つの剣」と呼んでいる。

匿名で卑劣な中傷をおこなう、そしらぬ顔で本人になりすまして評判を落とす、隠れ蓑を悪用して悪事をはたらく・・・

実際にあった事件を例に挙げ、その経緯を説明していく。

たとえばジョン・シーゲンソーラーは、80歳近くなってから、ウィキペディアに事実無根の記事を書かれた。

本来なら、もう悠々自適の生活を送っていられる年齢であるのに、突如としてサイバー社会から攻撃を受けたのだ。

そのうえ、攻撃を受けた当人はしばらくその事実に気づかない。
そして気づいたときには、その悪影響がいたるところに及んでいる。

「7つの剣」のひとつとして説明されている、人海戦術で個人情報を暴く(人肉検索エンジン)の実態は、知れば知るほどおそろしい。

結局、ネット社会を動かしているのは人間なのだという事実を痛感させられる。
子どもはよく「だって、知らなかったんだもん」と言い訳をする。

子どもにとって世の中は知らないことだらけだから、その言い訳が通用する場合もある。

けれど、サイバー社会における攻撃に関しては「知らなかった」、「そもそも興味がなかった」という言い訳は通用しない。

危機はすぐそこにあるのだから。

じつに理不尽な話だが、サイバー社会ではつねに攻撃者が優位に立っている。

ルーマニアの金鉱をめぐる陰謀、若者を中心としたネットいじめ、企業間のスパイ活動、男女の別れ話、加熱するネガティブ・キャンペーン・・・

カネ、セックス、権力を求める人間の愚かさは古今東西変わらないが、ネット社会の出現により、そうした人間の愚かさがいっそう露呈するようになった。

それもこれも、全世界に情報を発信できる強力なツールを個人が手にしたからである。

そしてこのツールを悪用すれば、個人情報をばらまき、事実をゆがめて拡散し、標的の面目を潰し、社会的に抹殺する。

すなわち「サイバー暗殺」を完遂することさえ可能なのだ。

そのうえネット上には「あなたの1日を台無しにすること(アメリカではlulzと呼ぶ。)を無上のよろこびとする」輩が徘徊している。

ただ世界が炎上するのを見物し、悦にいりたい人間、映画『ダークナイト』でヒース・レジャーが熱演した「ジョーカー」のような人間がサイバー社会にはうごめいているのだ。


もちろん警告するだけではなく、防衛策を「7つの盾」として紹介している。
そして、こうしたテクノロジーを幼少期から使うことになる世代への教育に関する提言も含め、さまざまなアドバイスを授けている。

「デジタルテクノロジーのポジティヴな目がネガティヴな面を凌駕すると、われわれは信じねばならない」、「これから始まる新たな発見の時代を、決して悲観してはならない」、「痛々しいほどに内気で、病的なまでになにかにとりつかれ、社会から孤立しているような世代を育ててはならない」と。

以前はよく「夜中に書いた手紙はださないほうがいい」と言われたものだ。
深夜、感傷的になって綴った手紙は投函しないほうがいい、翌朝、理性的な頭でよく読み返したほうがいい、と。

けれどいま、インターネットは24時間接続可能である。

そして封筒に住所や宛名を書くことなく、「送信」ボタンを押すだけでメッセージを送信してしまう。

ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアを気軽に利用できるようになったいま、ジョン・ポステル(インターネットの生みの親のひとり)の言葉「送信するものに関しては慎重であれ、受信するものに関しては寛容であれ」を、だれもが胸に刻む必要があるだろう。

被害者になるおそれがあると同時に、わたしたちには加害者になるおそれもあるのだから。


日本社会ではスマートフォンの利用者が急増し、ソーシャルメディアをいっそうモバイルで活用できるようになった。

アメリカではアップルの創業者スティーブ・ジョブズが亡くなり、世界各地のファンが彼との早すぎる別れを惜しんだ。

いま、ニュースではネットいじめなどを苦にして自殺したアメリカの少年の思いを受け、レディー・ガガがいじめ対策に立ちあがったと報じている。

けさのニュースでは、ソーシャルゲームの課金制度のありかたが問われていた。
これからも、刻一刻と、猛スピードで社会は変化を続けていくだろう。

だからこそ、インターネットという諸刃の剣をどう扱うかが、わたしたちには問われている。

フェイスブック  浮気を愛好する日本人には煩わしいとの意見

★【経済討論】亡国増税日本と世界経済の行方★

パネリスト:
上念司(経済評論家)
田中秀臣(上武大学教授)
田村秀男(産経新聞社特別記者・編集委員兼論説委員)
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渡邊哲也(経済評論家)
司会:水島総







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