俺たちは日本を愛している | 中谷良子の落書き帳

中谷良子の落書き帳

核武装・スパイ防止法の実現を

「やるかやらないか」それだけだ。
俺たちは日本を愛している
~~Liam Gallagher(リアム・ギャラガー)~

まだOASISの頃の09年の来日時で一緒に遊んだ時の2Shot!懐かしいなw
Liamと私これ
ryobaloさんのブログ


DrumのChrisと私これ
ryobaloさんのブログ


日本への震災支援のために4月3日、LondonO2Academyにて元OASIS(オアシス)Liam(リアム)によって開催された「Japan Disaster Benefit」

$Jellyの~日本のタブー~


Paul Weller,PRIMAL SCREAM,Richard Ashcroft,Graham Coxon,Kelly Jones,THE CORALといった面々が集結した日本のために行われた東日本大震災、被災者支援Event。
何度もTour先からエールを送り、誰よりも機敏にこのEventを実現するべく動いてくれた英国人Rockerが、他ならぬLiam Gallagherでした。
これには皆が驚いたはず。

考えてみて欲しい。
ほんの数年前までは、事あるごとにPaparazziやClubのSecurityその他を相手に暴力沙汰を起こし、週刊誌の恰好の醜聞ネタにされていた、あのLiamなんですよw

他人に迷惑はかけても、他人のために尽力を尽くすなんてことは金輪際やらない人だと、誰もが思ってましたw

「なのに、あの野蛮人Laimが一体どうしたんだ?なぜこんなに人が変わってしまったんだ?」と身も蓋もないHeadlineを掲げた記事を掲載する英紙も実際少なくなかったですが、とにかく今回のLiamはそうした世間の先入観を見事なまでの背負い投げでひっくり返してくれました。

聞けば、Liam&BEADY EYEの面々は、あの震災の翌日から世界中のMediaで報じられていたNews映像をTour先で見て大きなShockを受け、「俺たちも日本人のために何かしたい!」と決心していたらしく、3月16日のMilano公演の際行われたRadio Interview中にも「近いうちに何らかのBenefit Gigを企画するつもり」と語っていました。

こんな大掛かりなEventになると出演Actを集めたり、会場の手配など相当時間がかかるにもかかわらず、わすが1週間後の3月22日朝、BEADY EYE英公式サイトからいきなり急遽「Japan Disaster Benefit Gigが4月3日@LondonO2Academy」で行われることに決定!!

Liamの決断力の早さ&行動力に心底驚いたと同時に、またしても深く感動。
このEventのTicket約5000枚はやはりあっという間に1枚残らず完売。
ちなみに、チケ代は約5500円+手数料(×約5000人分の売上から手数料を引いた全額が赤十字に寄附されます)

にしても、こんな豪華な面子を震災からわずか10日あまりで集め、当日空いている会場を探して予定を組み、Ticket販売の手配、その他までやってのけたBEADY EYE&Managementの面々には改めて大きな感謝の念を抱くと同時に、その対応の速さにびっくりしました。

あと、当日の会場についてですが英国の会場は昔からIRAやアルカイダ等のテロに備えるために入場者の持ち物、Body Checkが異常に厳しいんです。
入り口付近には日本の被災者たちへ向けた励ましのメッセが書き込まれた長い垂れ幕があったそうです。

Uk,Italy,France,Germany,Spain,Portugal,そして南米諸国やアジア諸国、その他に住む人々からのメッセやイラスト、書き込みがぎっしりだったそうな。
StageではScreenに大きな日本国旗を映し出し、BEATLESのCoverなどを歌い上げた模様。

この夜だけで集まった義援金だけでもなんと!2200万円以上!
さらにLiamのApparel Line、Pretty Greenの英サイトでも、サイケな日本列島の絵柄+漢字の「愛」をあしらった特別Charity TシャツをこのEventの直前頃から通販していました。

$Jellyの~日本のタブー~


もちろんこれら全部の売上げも、日本の被災者への募金として英赤十字社「Japan Tunami Appeal」に寄附されます。

後日聞いたところによると、どうやらあの大震災以来、欧州のMediaが放映していたNews映像の中で最もLiamの心を打ったのは、英Channel4で放送された「岩手県三陸海岸の大船渡へ英国の救済チーム(ManchesterやBirminghamなど地方都市の普通の消防士たちで形成されたボランティア団体)が駆けつけ、Helpした際のDocumentary番組」だった、と聞きました。

特にその映像の中で胸を打ったのが、津波で見渡す限り瓦礫の山と化し、人っ子1人いない中、今も5時のチャイム=BEATLESの“Yesterday”だけが何事もなかったかのように優しいMelodyを奏で続けてる光景・・・

そんな中でも、残された人々は異国から来たボランティアに対し、言葉も通じないのに何度も御礼を言い、礼儀を忘れない。
私も後日観たんですが、あの悲痛な光景がLiamに「俺も何かしなきゃ!!」と決心させたらしい。

ミ☆  ミ★  ミ☆  ミ★

こちらからはMessage 4 Japanですがんばれ日本

★今回の日本へのチャリティライヴを実施しようと思った理由を教えてください。

リアム『ああ、当然起こっていることのすべてをテレビで観ていたんだ。ちょうどパリでヨーロッパツアーを始めた時だったと思う。それで何人かに電話をしまくって、俺たちにできることはないか相談したんだ。最初にポール・ウェラーに電話した。彼はすぐに返事をくれて、イベントを開くのに賛成だって言ってくれたよ。それで、ポールも彼の友人の何人かに連絡して、プライマル・スクリームのボビー・ギレスピーも、それはいい考えだって言ってくれた。彼らがリチャード・アシュクロフトに声を掛けてくれて、今に至るってわけさ。これはビーディ・アイだけじゃなくて、バックで多くの人達も動いてくれたんだ』

アンディ(ギター)『ああ、会場で働いている人達、会場を所有している人達、みんなが無償でやってくれている。集まった資金を最大限に、それを必要としている人々へ届くようにしたんだ』

★今回のイベントは、日本の震災へ対する最も早い大規模イベント・ライヴの1つでしたが、どのようにしてこんなに早くイベントを実現させたんです?

リアム『ああ、俺達にはできたんだよ、分かるだろ。そういう事に関しては話すことはない。座ってわざわざ話したりはしないぜ。『やるかやらないか』それだけだ。俺たちは日本を愛している。オアシスとして初来日した時から、日本ではいつも最高の時間を過ごしてきた。だって、いいヤツらが沢山いるだろ』

ゲム(ギター)『ああ、単純なことさ』

リアム『俺たちが日本の皆のことを思っているってことを伝えたいんだ。イギリスにいる日本人も、少しは緊張感がほぐれるんじゃないな。完全に不安を消し去ってあげることはできないけど、少しでも軽くしてあげたいんだ。ロックンロールに少し耳を傾けて、楽しい時間が過ごせればそれでいい』

★日本は今、大変な時期を迎えていますが、何かメッセージを。

ゲム(ギター)『日本には何度も行ったことがある。何度もだ。自分の奥さんを連れてった事もある。彼女は絶対、ツアーには付いていかないで、いつも、ただライヴを観にくるだけなのにね。俺は、日本の人達には復興する力があるって信じているよ。絶対に大丈夫だ。心の奥に信念があるからな』

アンディ(ギター)『それにニュースを見ていて、日本人がうまく対処しているのを見てすごく感動している』

ゲム『ああ。だからもう・・・本当に信じられなかった。これは俺たちの周りで起こってることで、ポール・ウェラーなんて、ここ30年間数え切れないくらい日本に行ってるんだよ。だからこれは・・・何か行動すべきなんだ』

★日本の、特に若い人にメッセージはありますか?

リアム『信念を貫いて欲しい。自分たちを信じて欲しい。大丈夫だから』

★来日を延期したことについて教えてください。

クリス(ドラム)『残念だけど、今はすぐ来日すべきじゃない』

ゲム『ああ、電力を沢山使ってしまったらまずいだろ。正しい選択だと思ってる。停電の問題も含めてね』

★仙台の人達へのメッセージをお願いします。

リアム『俺たち演奏したことあるよな?』

ゲム『ああ、演奏したよ。あのときは確か3週間くらい日本にいたかな。あれは長いジャパンツアーだった。車から出て雪の中を歩いてる自分が信じられなかった。それが俺の思い出だな。津波の後のニュースを観たら、瓦礫を撤去したばかりだっていうのに雪も降ってきただろ?ものすごくショックを受けたよ。あんないい人達がいる場所なのに・・・』

アンディ『ああ、皆も知ってる通り、俺たちは何度か日本でツアーをしているけど、少し長く滞在した時は東京、大阪みたいな大都市以外の場所にも行って日本の外側の世界を見て回るんだ。仙台は本当に大きい街で、いい思い出もある。だから、ニュースで仙台空港やその周りが崩壊されたのを見て、個人的にも本当に心が痛んだよ』

★最後に一言お願いします。

リアム『ああ、なんて言ったらいいか分からないが、日本の皆、俺たちはすぐに行くから待っててくれよ』

Beady Eye - "Yellow Tail" + "Bring The Light" Live Japan Disaster Benefit Concert (TV Highlights) 動画↓


お馴染み兄弟喧嘩w
曲の出だしを間違えたリアムが逆切れをして兄弟喧嘩に。時折リアムをにらむ、ノエルの顔が怖いw↓


Live当日、BEADY EYEはLiveの最初と最後で、Stage後方のScreenに日の丸を掲げながら全11曲を披露して、Event最後となるBEADY EYEのLast namberには、彼らとしては初披露となるTHE BEATLESのCover「Across The Universe」が披露された模様。

▼BEADY EYE Setlist
01. Four Letter Word
02. Beatles And Stones
03. Millionaire
04. The Roller
05. Bring The Light
06. Standing On The Edge Of The Noise
07. Kill For A Dream
08. Man Of Misery
09. The Morning Son
10. Sons Of The Stage [cover of WORLD OF TWIST]
11. Across The Universe [cover of THE BEATLES]

ミ☆  ミ★  ミ☆  ミ★

個人的にLiamと、たまにメールのやりとりをしているのですが、日本の自衛隊のことをすごく褒めていました。

そして、日本政府の被災者への対応の悪さや、動物を置き去りにするなどの対処にも怒っていて、その中でも物怖じせず、勇敢な日本国民は素晴らしい!と仰っておられました。

今年のサマソニで再来日するみたいですので今から会えるのが、とっても楽しみです。

以下動画↓
Oasis - Rock 'N' Roll Star


Oasis - Wonderwall


Don't Look Back In Anger oasis