中国はいずれ世界の災厄になる | 中谷良子の落書き帳

中谷良子の落書き帳

核武装・スパイ防止法の実現を

Khloeの~日本のタブー~

『中国人民解放軍の正体』著者・鳴霞氏
Khloeの~日本のタブー~

★F15/16を真似して造られた殲10★

Khloeの~日本のタブー~

この技術はどこから導入されたものかという話は、長い間「戒口令」が敷かれていた。

「アメリカの技術をスパイしたのか」との報道がアメリカであったが、中国政府は否定し続けた。
しかし、真実は「F15/16を真似て設計」したものなのだ。

使用している技術標準はすべて「F15/16」のものである。
実際には、中国は大金を支払ってアメリカの同盟国からスパイ情報を買ったのである。

フランス製のヘリコプターの部品なども模倣するように渡されたが、殲10に関しては資料が完備(完全なスパイ資料)しており、「電子技術」と「燃焼抑制技術」以外は基本的な資料だけで設計できた。

殲10の性能は、基本的にF15/16と大差ない。
中国政府は現在、この戦闘機の先進性を過大宣伝しているが、開発研究に関与した者は「中共の詐欺的宣伝」の目的に疑問を呈する。

★解放軍の裏事情★

中国が20年の歳月を費やして、やっと開発した「早期警戒機」は06年に墜落事故を起こして、そこに搭乗していた開発技術者全員がデータ資料や設計・計算書と共に消滅した。

このような深刻な事故があったにも拘らず、解放軍空軍の指導層は責任を取られることもなく昇格し、上将は増えるばかりである。
これは胡錦濤が解放軍に「大国への飛躍」を託している証明であろう。

『動向』の報道によれば、軍部も政界も骨の髄まで腐敗しているのに胡錦濤が一掃しようとしないことが、中国の統治手段になっていると指摘している。
海軍副司令・王守業は軍部上層部に500万元を贈賄していた。

江沢民以外の軍事委員会幹部に配られ、副主席・曹剛川と委員会事務局主任(江沢民の前の秘書)も収賄していた。
「上海社会福祉保護基金事件」では陳良宇が葬られ、一緒に十数人の関係者も葬られた。しかし王守業の汚職事件では、数百人の高級官僚が巻き込まれているため、誰も葬られることはない。
胡錦濤も1人も逮捕するつもりがない。


★中国はいずれ世界の災厄になる★

共産党解放軍は中国政府の上に君臨している。
軍人が執政権を持つ帝国主義の共産中国は、いずれ世界の災厄となるだろう。

中共の知識層は、このことを全員が理解している。
国際的にも良く理解されているが、日本だけが理解していない。

現在、中国の携帯電話ショートメッセージで流行している「空軍8不思議」がある。
「司令員は次世代を可愛がる。戦闘機事故で死んだのは第3世代の若者だから関係ない。軍部の犯罪者は政治部にとって代わり、立派な人材は使わず馬鹿しか使わない。幹部はすべて河南省からやって来て、昇格したけりゃ賄賂を使う。極秘文書は高値で売り飛ばす」

中共の指導者は代々、毛沢東、周恩来、鄧小平、胡錦濤、温家宝など総てが中国南部の出身者であることから、軍部でも南部偏重があり、毛沢東出身地の湖南省は出世することも揶揄されている。

また、極秘文書が高値で売り飛ばされているというのは、空軍指揮学院の前院長、 劉広智のスパイ事件を指している。
劉広智は05年末に服役し、06年元旦には賄賂を使って出所し、「療養のために帰省する」ことになった。

『動向』の報道によれば、胡錦濤は軍部予算を増大させて将校・士官の待遇を向上させ、特別許可を出して航空母艦を建造させ、ミサイルで衛星を爆破する許可を出したのは総て、解放軍を懐柔して「大国への飛躍」に向かって邁進する中で、解放軍に特殊な役割をさせる目的があるからだと見られている。
この計画が完成すれば、中南海の核心的権威は胡錦濤が独占する。

1月11日に陸上からのミサイル発射で宇宙の衛星を破壊する実験を成功させた後、解放軍軍事科学院世界軍事研究所第2研究室主任の女性大佐(桃雲竹)を「ダボス会議」に派遣した。
彼女は、「02年6月のジュネーブ軍縮会議で中国とロシアがアメリカに突きつけた“スターウォーズ計画”の中止勧告は、アメリカ自身が反対したではないか」と語った。

また彼女は、「私たちの生きている間に宇宙軍事化は進められる。それは複数国家によるものである」とも語っている。
彼女自身が今回のミサイルによる衛星破壊を世界に公表したのである。
彼女はこれにより、朱成虎などの将校に続いて、胡錦濤の「大国への飛躍」戦略を宇宙まで推し進めた1人となった。

胡錦濤は、「大国への飛躍」を宇宙戦争にまで展開させた。
彼は毛沢東思想の純粋継承者であり、「2つの爆弾と1つの衛星」路線を成功させたのである。

しかし、6億の人民は水腫にかかり、生活必要物資も極端に欠乏し、都市で1949年以降に生まれた子供はピーナッツを食べたこともない。

さらに農村の子供たちは、両親・兄弟・姉妹の一家にズボン1枚しかなく、誰かが外出している時には、他の家族はズボンを履けなかった。
今でも10億農民の関心事は、朝晩に食事をすることだけである。

毛沢東時代から現代まで、軍事研究・開発は莫大な国家予算を使って進められている。
空軍だけでなく、海軍も急激に発展している。
胡錦濤の「大胆な指導」によるものである。

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