「南モンゴル学生運動」デモにご参加ください | 中谷良子の落書き帳

中谷良子の落書き帳

核武装・スパイ防止法の実現を

東京で南モンゴルデモがあります。

モンゴル自由連盟党幹事長    
オルホノド・ダイチンさんより。

デモのご案内をいただきました。

9月12日に、私たちは1981年に70日間続いた「南モンゴル学生運動」を記念するデモ行進を行う予定にしております。

集合時間と場所などをフアイルでお送りさせていただきます。

お忙しいとは存知ますが、ぜひとも参加していただければ幸いです。
お知り合いの方にもお声をかけていただいて、たくさんの方に参加していただきたいと思っております。

関東の方はぜひ、ご参加くださいねびっくり

学生事件デモ行進のご案内

■日 時
 9月12日(土曜日) 14:00集合、14:30開会、15:30出発

■場 所
 六本木 三河台公園
こちら

■コース
 三河台公園 → 笄公園(流れ解散)

■主 催
 学生事件デモ実行委員会
        呼び掛け人 オルホノド・ダイチン(モンゴル自由連盟党幹事長)

●学生事件デモ行進のご案内

1981年、南モンゴル(いわゆる内モンゴル自治区)で、中国共産党政府の「内モンゴルへの漢民族入植」政策に反対した、モンゴル人学生による学生運動が行われた。

中華人民共和国が建国された1949年から、南モンゴルへ大量に入植した漢人達が、1966-1976年の間に、「内モンゴル人民革命党」事件当時、最前線に立って、何十万人ものモンゴル人を内モンゴル人民革命党員として拷問、虐殺した。

中国共産政府は内モンゴルに対して、またも、大量の漢人が入植してくることを止めてはいけない、と言う内容の共産党中央政府の「28号文書」を通達した。

学生運動は、その通達に対しモンゴル人学生が反対したことから始まり70日間続いた。

中国共産党は南モンゴルで、「文化大革命」時には何十万もの「反党叛国内モンゴル人民革命党員」の掘り出しを行い、「学生運動」終結時には「膨大な民族分裂集団」を掘り出すことを行った。

それから28年、今日の南モンゴルでは「西部大開発」という政策を打ち出し、またも南モンゴルに大量の漢人を入れている。その結果、南モンゴルの原住民で、主人であったモンゴル人は、現在、僅か17%(モンゴル人:420万、漢民族:1900万)しかない少数民族となった。

中国共産党政府の南モンゴルへの人口侵略,文化侵略,経済侵略から政治的侵略統治などが進んだ結果、独裁権力を行使し、天然資源を強奪し、環境を破壊している。

また、モンゴルの土壌に合わない過農業を行い、草原の砂漠化をもたらしている。

そして、そのすべての責任をモンゴルの伝統文化・経済に転嫁し、「放牧禁止」、「生態移民」などの政策を行い、南モンゴル人はモンゴル語で教育を受ける権利及び、モンゴル文化に根ざした生活環境さえ失いつつある。

過去、そして現在の中国共産党による南モンゴル弾圧から言えることは、「内モンゴル自治区」と言うのは、ただの見せかけに過ぎず、実は何の権利もない植民地に過ぎないことが簡単に分かる。

我々、南モンゴル人達は、28年前の南モンゴル人のために中国共産党と戦った、勇敢なるモンゴル人の学生達とその運動を顕彰し、このことを世界に訴え、この運動に続くべく南モンゴルのモンゴル民族の人権及び自決権取り戻したい。


                                   オルホノド・ダイチン

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またMさんより、内モンゴルへ行かれた日本人の感想を
教えていただきました。

拝啓、ニュ―スありがとうございます。

先日、内モンゴルへ仕事で行ってきました。驚きました。

草原は開発だらけの穴だらけ、そのまま、中国人は帰ってゆきます。
環境問題?そんなのは関係ないという話で、とにかく利益ばかり追求の考えです。

まさに資源の略奪、自然破壊です。これは犯罪です。
こんなに乱開発をしていても、現地のモンゴル人性質には何らの恩恵はありません。
仕事がありません。
内モンゴルにはお金は入りません。

モンゴル人は草原から、法律にもとずき立ち退きを迫られて都市に移り住んでいますが、収入がありません。

モンゴル人で定期収入がある人は恐らく誰もいないのではと思い、質問しましたら、「誰もいません」

鉄道の職員も全部中国人、警察も全部中国人、公務員は全部中国人、立ち並ぶ商店が全部中国人。
ホテルの従業員も中国人しかいません。これはおかしい怒

これは内モンゴルの中心、地方も同じです。

確かに警察、軍隊にモンゴル人は入隊出来ますが、殆どの人間はいじめられて数年以内に退職するそうです。
定期収入が出るところは全部中国人が占め、闇市場、闇タクシーも全部中国人。

とにかく良いところは全部中国人で占められています。
これがなんとモンゴル全体の現状です。

少数民族圧迫、弾圧が中国の基本政策で、人道的見地から許されない!

内モンゴルのみなさんの話を密かに聞きましたら、どこの家族でも行方不明者(政治犯)が必ず1名いました。
家族はその行方を忘れようとしていて、わたくしには涙乍ら話をしました。

行方不明者たちはモンゴル族の優秀な方、若者ばかりでした。(1970年代の終わり)

中には政治犯として密かに処刑され、処刑に使用した銃の弾薬代まで当局から請求がきて支払わされた家族がいました。これには驚きました。やることがあくど過ぎる。

文革の時の話:いわれなき罪を着せられて、110回も大衆批判され、刑務所へ入れられ、盲目になり、脱走者が出るたびに責任を問われ、入り口に寝かされ、ようやく生きて出獄でき、直ぐになくなりました。

理由は人民党を結成たから、党員の名前を云え!!と言うことでした。
全く知らないのでとうとう刑務所へ入ることになりました。
かろうじて処刑は免れました。

この民族の恨みは累積し、必ず将来爆発します。
私は、今、行動を起すなぷ時を待て、必ず時がくる。人材を育てて将来に備えよ!!!!と言いました。

日本が満州を建国たのには理想があり、発展に尽くしました。
これらに比べると中国のやることは人間のやることではない。

モンゴル人は中国人を全く信用していません。

中国語を話すのが嫌で、日本国籍になる若者が増えています。
私の知っているモンゴル人で絶対に中国語を話さない、学ばないと言う信念の人がいます。

以上。皆さんのご活躍を祈ります。私もできる限り支援します。