テニスDEポン エピソード14
「上達できないレッスンはコーチの責任なのか?」
今日は少し踏み込んだテーマです。
「このレッスン、正直あまり上手くなっている気がしない」そう感じたことはありませんか?一方で「自分の努力が足りないのかもしれない」と考える人もいます。ですが結論から言うと、“上達できないレッスン”はかなりの確率でコーチ側に原因があります。
テニスは「教え方」で結果が大きく変わるスポーツです。同じ1時間でも、ただ球出しして終わるレッスンと、目的と意図が明確なレッスンでは上達スピードがまったく違います。
では、上達できないレッスンの特徴は何か。現場目線で挙げると、①目的がない(何を習得するか曖昧)②フィードバックが浅い(ナイスやいいよだけ)③修正ポイントがズレている(結果だけ見ている)④練習が試合に繋がっていない⑤個別対応がない、です。
こういったレッスンは実はとても多いです。ただコーチ自身が気づいていないこともあります。なぜなら「やっている感」があるからです。球出しをしている、声をかけている、ラリーをしている。しかしそれが“指導”ではなく“作業”になっているケースがあるのです。
では上達させるコーチは何が違うのか。答えはシンプルで、「変化を作ること」に徹しています。1回のレッスンで何か1つできるようにする、できなかった理由を言語化する、次にやるべきことを明確にする。この積み重ねが上達を生みます。
そして大事なことは、コーチには「上達させる責任」があり、生徒には「変わろうとする責任」があるということです。上達はこの掛け算で決まります。どちらかがゼロであれば、結果もゼロになります。
ただし、もしあなたが「しっかり取り組んでいるのに伸びない」と感じているなら、一度環境を疑ってみてください。それはあなたの問題ではない可能性もあります。
最後に、良いコーチの見極め方です。それは「その場で変化を感じられるかどうか」。これがすべてです。
あなたのテニスは、ちゃんと伸びていますか?それとも“なんとなく続けているだけ”になっていませんか?
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