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RYO365のごらくごろく

ごく一般庶民の平凡な道楽家が見たり面白かったりした物事について感想を書き込むブログです。

北野武監督の処女作を初めて見ました。

北野監督と言えば暴力的な表現があるけど、これがきっかけだったのかな見ていて思った。


今までの作品はほとんど本人主演が多いけど、自分がやった方が一番いいってわかってて

演じているのだと感じる。


暴力的表現と北野武はほんとに相性がいい、というより根本にそのような一面が

あるのだろう。


この映画の主人公を北野武以外に候補を考えて見ても、居ないような気がします。


もう一言でいえばカッコイイの一言に尽きる

冷淡な表情、過激すぎる暴力、理解できないクレイジーさ

怪しい魅力が感じられるのは北野武が演じたからなのだろう。


今までヤクザものや暴力的表現を扱った映画は好きではなくて

あまり見たことがなかったのだが、

拳銃を持つ、発砲する、殺人を犯す、殴る蹴る、暴言等々

日常ではタブーな事を表現することもエンターテイメントなのかなぁ

と思えるようになってきた。

日常では経験できないことを映画で表現し、見る側に疑似体験してもらうと言った点でいえば

映画の面白さを表現しているわけである。

でも、これは以前の自分と同じように好きではないと思う人もいる

好き嫌いが分かれるジャンルではあるが、好きな人も確実にいる。


では、暴力を扱う映画の魅力、面白さってなんだろう。

といっても広過ぎてひとつひとつの映画でまた違うだろうけど


この映画に関しては過激さ、ショッキングさを表現しているのではないだろうか。

何も変わらない日常の様子に急に生じる暴力の衝撃は

説明できない恐怖、理解しがたい感情を引き起される。

ある刑事を起点にして起こる暴力と狂気は

奇妙な魅力を感じてしまう。


ストーリーは特別に変わった点は無いのだが、強烈な表現が急に襲ってくる

これがなかなか癖になってくるのである。


このような経験が出来るのも映画ならではであり、

北野監督はやはり暴力表現に長けた監督であると

改めて知ることが出来た良い機会でした。