K-1 MAX 日本トーナメント 感想(2)
準決勝
○城戸康裕 (判定3-0) ×アンディ・オロゴン
オロゴン選手のパンチを警戒する城戸選手は常にガードが高かった。
ムエタイスタイルで戦う城戸選手を相手にしてアンディ選手は戦い辛そうでした。
互いに決め手に欠ける展開でしたが
終盤の城戸選手のローキックが勝負の決め手となりました。
オロゴン選手は一回戦から足を蹴られ続けたのが効いてしまった。
オロゴン選手に素質があるのは間違いないので今後どうなるかは努力次第でしょう。
○HAYATO (ドクターストップ) ×前田宏行
僕にこのトーナメントのMVPを決める権利があるなら前田選手に贈りたい。
1RにHAYATO選手からダウンを奪いながらも
蹴られた腕の骨が折れてしまい無念のドクターストップ。
やはり、これまで本格的なキックボクサーと対戦した経験がないのは痛かった。
ストップを告げる医師に必死に続行を訴える前田選手の言葉が忘れられない。
"自分の壁を破りたいんです"
決勝
○城戸康裕 (1R TKO) ×HAYATO
後半ブロックにパンチャーが集中した今年のトーナメント。
決勝まで進んだもののHAYATO選手には戦う力は残されていませんでした。
それを一番分かっているHAYATO選手は短期決戦を仕掛けますが、
結果は三度のダウンを奪われてのTKO負けでした。
個人的にはHAYATO選手を応援してたので残念ではあるけれど
二度ダウンを奪われてからダウンを奪い返すあたり
HAYATO選手の気持ちの強さが見れたのは良かった。
大会前に気になる発言をしてたけど、まだ引退しないでほしい。
城戸選手は三試合戦いながらもそれ程ダメージを受けることなく優勝しました。
強い事に間違いないけど実力は未知数というのが僕の感想。
今度はパンチャーとの試合を観たい。
スーパーファイト
○アルトゥール・キシェンコ (1R KO) ×我龍真吾
やはりキシェンコ選手のパンチは強力でした。
まだ若いキシェンコ選手は伸び代が多そうですね。
いずれはチャンピオンになれるかもしれない。
○ブアカーオ・ポープラムック (延長判定2-1) ×佐藤嘉洋
TVでは3Rからの放映でした。
歴代王者と何度か戦っている佐藤選手だけど
これまでは格上の選手に挑んでいるという印象がありました。
しかし今回、第3Rが始まってすぐに僕は
"同じ力量の選手同士が戦っている"
そういう感じがしました。
延長ラウンドでパンチに切り替えたブアカーオ選手の動きに
とっさの対応ができず、そこが勝負の分かれ目になってしまったけど
本当に惜しい試合でした。
でもよくやったとは言いません。
もう佐藤選手はそういうレベルではないです。
善戦して誉められるようなレベルではない。
残念でした。
K-1 MAX 日本トーナメント 感想(1)
一回戦
○アンディ・オロゴン (判定3-0) ×山本裕弥
優勝候補のオロゴン選手。
サワーからもダウンを奪ったパンチの当て勘はやはり本物でした。
でも、その後は山本選手に盛り返されてしまいました。
これまでK-1では、
経験は浅いけど勢いを武器に結果を残すという選手が何人かいました。
しかし経験を積み技術を高めると慎重になり勢いも衰えやがて消えていく、
そういうパターンが多かった。
アンディ選手もこのままでは同じ道を辿りそうな気がしてなりません。
○城戸康裕 (判定3-0) ×尾崎圭司
回転技を得意とする尾崎選手。
しかし警戒している相手に回転技を当てるのは難しいですね。
というか今回は殆ど出せませんでした。
やはり基本的なキックボクシングの技術を高めて
流れの中で回転技を使うようにしないと有効な技とはならないでしょう。
○前田宏行 (1R KO) TATSUJI
ボクシング元日本王者対ボクシングオリンピック代表候補。
結果論ですがTATSUJI選手はローキックを使うべきだった。
元ボクサーの血が騒いでしまったのか。
やはりTATSUJI選手は、かつての打たれ強さは無くなってますね。
前田選手のこの大会に賭ける意気込みは誰よりも強い。
○HAYATO (判定2-0) ×龍二
僕は龍二選手の試合は初めて見たんだけど予想以上に
強い選手でした。打ち合いでは龍二選手が勝ってましたね。
一度、ダウンを取られたのがそのまま結果につながりました。
HAYATO選手はいつもながら劣勢になってからの精神力が凄い。
K-1MAX 日本トーナメント 展望(4)
遂に明日になりました。
我龍真吾 vs アルトゥール・キシェンコ
このカードは我龍選手にはかなり厳しい。
いつも倒すか、倒されるかという試合をする我龍選手は
今回もきっと真っ向勝負をするでしょう。
対するキシェンコ選手もハードなパンチを持ってガンガン前へ出るタイプ。
去年、イ・スファン選手をK.Oしたのや
魔裟斗選手を強烈な右ストレートで後退させたのは記憶に新しい。
我龍選手がどこまで粘れるか、という試合になるでしょう。
K-1 WORLD YOUTH
世界の10代の選手達を国別対抗で競わせようという新しい試み。
大晦日の試合で10代の選手も高い技術を持っていることが分かりました。
そういう選手達を育成してファンに早くから名前を覚えて貰うというのはいいでしょう。
でも2時間しかないTVの放映時間では
あまりWORLD YOUTHに時間を割かないで欲しい、
というのが正直な気持ち。
僕の一番の注目はやはり 佐藤 対 ブアカーオ。
頑張れ佐藤!!