2010 K-1MAX FINAL 感想
準々決勝
○マイク・ザンビディス (3RKO) ×長島☆自演乙☆雄一郎
長島は打ち合う覚悟を持ってザンビディスに挑むも
やはりパンチの威力、スピード共に大きく劣る。
2ラウンドに長島の膝、前蹴りでザンビ失速するも
3ラウンドにパンチを被弾した長島のKO負け。
長島は2ラウンドの蹴りから僅かな突破口が見えたように感じたけど
3ラウンド、自らパンチの距離で戦いに行ってしまった。
ポイントリードされてたから仕方ないとは思うけど
戦い方次第ではもっと善戦出来たかも。
×アルバート・クラウス (3R判定0-3) ジョルジオ・ペトロシアン
昨年の対戦ではまったく距離を詰められなかったクラウスが
今年は近距離での戦いに持っていく。
ペトロシアンの鋭い攻撃にガード固めて前に出るクラウス。
クラウスのパンチがボディへヒットするも
それ以上の攻撃を浴びせるペトロシアン。
結果は3-0でペトロシアンの順当勝ち。
決して打たれ強くは無いクラウスが
ペトロシアンの鋭いパンチと膝を受けながらも
前進を止めない姿にこの試合への意気込みが見えた。
完勝したペトロシアンだけど、K-1では一番苦戦した試合だったかな。
○ドラゴ (判定3-0) ×モハメド・カマル
テレビ放映はダイジェスト。
カマルが得意のコンビネーションで攻めるも
ドラゴがパワーで蹴散らしたように見えた。
×ミハウ・グロガフスキー (判定0-3) ○佐藤嘉洋
グロガフスキーのパンチ、佐藤のローキックで試合は展開する。
2ラウンドまでは一進一退、
3ラウンドになってグロガフスキーが下がり始める。
終盤には背を向けるくらいにローを嫌がって佐藤の判定勝ち。
グロガフスキーのパンチは僕の想像より威力がありそうでハラハラした。
さらに僕の予想は外れて佐藤の準決勝の相手はドラゴ。
消耗戦になるだろうな。
準決勝
×マイク・ザンビディス (判定0-3) ○ジョルジオ・ペトロシアン
ザンビディスは完封されるだろうなって試合前は思ってたけど
ペトロシアンに対し左のパンチがヒットする。
だけどザンビの必殺のパンチは右フック。
サウスポーのペトロシアンに当てるには距離が遠い。
闘牛を見るような戦いでペトロシアンの勝利。
それでもザンビ頑張ったなー。
ペトロシアンに余裕は無かった。
さっきのクラウス戦以上の苦戦。
ザンビディス予想外の健闘。
×ドラゴ (判定0-3) ○佐藤嘉洋
“これまで生きてきて一番悔しかった”
昨年、ドラゴに負けた時の心境を語った佐藤の言葉。
これが佐藤にとってリベンジマッチ。
1ラウンドから佐藤の膝がドラゴの腹をえぐる。
2ラウンドからは互いにペースをあげて消耗戦に。
要所でパンチを決めた佐藤がポイントでリード。
ほぼフルマークで佐藤が勝ったけど危ない場面もあった。
見ていて心臓に悪い。
佐藤はだいぶ消耗したな。
決勝
優勝まであと一つ。
佐藤頑張れ!!
○ジョルジオ・ペトロシアン (判定3-0) ×佐藤嘉洋
表情には出さないものの試合序盤から佐藤には疲労が見える。
前の2試合で脛がボロボロなのか、得意のローキックが出ない。
それでもパンチと膝で前に出るもペトロシアンは余裕を持って戦っている。
2ラウンド終了時、ポイントはペトロシアンがリード。
佐藤、勝負を賭けろ!
3ラウンド、重すぎる体に鞭打って佐藤は前に出る。
ペトロシアンもこれを迎え撃つ。
既にローを蹴れない佐藤は必死の膝蹴り、そしてフォームの崩れたパンチ。
佐藤は残った体力の最後の一滴まで搾り出して戦っているように見えた。
全力を尽くしたけど優勝は出来なかった。
ペトロシアンは疲れてはいたけど、まだ余裕があった。
佐藤は悔しいだろうな。
僕は佐藤の全力が見れたので満足というか納得だけど
“良くやった”と言うのは失礼な気がする。
お疲れ様でした。
11.8 K-1MAX 予想
いよいよ明後日!
マイク・ザンビディス vs 長島☆自演乙☆雄一郎
FINAL16でも激戦を繰り広げた名勝負製造機ザンビディス。
だけど相手構わず自分を貫く、そのファイトスタイルは幅が狭く、
相手に上手に戦われてしまうとなかなかそれを崩せない。
一方の長島は相手を研究してリングへ上がる選手。
きっとザンビディス対策も充分練っているはず。
・・・とは言え、これまでザンビディスを完封したのは
いずれも蹴りを得意とする選手ばかり。
パンチ主体の長島は今回どうやって戦うつもりなんだろ?
使い慣れない蹴りを多く使うのか、
あくまでパンチ主体の中に活路を見出すのか。
長島の戦略に注目、期待してるけど
普通に考えれば勝つのはザンビディスかな。
アルバート・クラウス vs ジョルジオ・ペトロシアン
昨年のFINAL8と同一カード。
僕は前回の二人の試合でやっとペトロシアンの強さを知った。
クラウスのパンチをことごとくかわし、自分の攻撃だけを突き刺す。
最近のクラウスは充実した強さを見せていて、
もしかしたら今回は過去最強ってくらいに仕上げてくるかもしれないけど、
それでも昨年の試合を見るとペトロシアンには勝てる気がしない。
ペトロシアンが勝つと予想。
ただ昨年のような試合展開ではなく
ペトロシアンにダメージを与えるくらいの意地を
クラウスが見せてくれると期待してます。
ドラゴ vs マハメド・カマル
カマルの試合をまだ一試合しか見てないけど
接近戦でのコンビネーションが早くて良かった。
ドラゴもパンチが強いので試合は激戦になる予感もあるけど
勝者予想はカマル。
ドラゴはカマルみたいなタイプは案外苦手なんじゃないかと。
この試合の勝者が準決勝でおそらく佐藤と戦うことになるけど
佐藤から見ると小柄なカマルのほうが戦い易い気がする。
佐藤はどう考えてるんだろう。
やっぱりドラゴにリベンジしたいのかな。
ミハウ・グロガフスキー vs 佐藤嘉洋
10月の試合で見たグロガフスキーの印象は
攻撃が荒いというか精度に欠ける、
かといって当たれば脅威かと言うとそうでもない。
他の選手と比べたら一枚落ちる印象。
佐藤の心に隙が無ければ間違いなく勝てる相手。
先を見すぎて取りこぼす事だけが心配。
佐藤選手はかつての魔裟斗のような誰もが認めるスーパースターではないけど
ブログなどから伝わる飾らない性格は僕にとって応援したくなる一因になりました。
もちろん佐藤選手とは全く面識がないけど
気付けば身近な友人が戦っているような錯覚を持って応援する事がありました。
佐藤選手はMAXの世界トーナメントが今回で五度目。
参戦初期はファイトスタイルやフィジカルの面でK-1の戦いに対応できず
トップクラスの選手とは実力差が大きかった。
それでも一試合一試合少しづつ、でも着実に力を付けて行くのが
素人の僕から見ても分かりました。
そして地道な努力をひたすら積み重ねて
今、これまでで一番優勝に近い所に辿り着いている。
ペトロシアンは歴代最強と言える位に強い選手だけど
それでも今の佐藤選手なら勝てない相手ではない。
11月8日は佐藤選手が喜んでいる姿が見たいな。
