例えば、高校ぐらいはでてないとダメとか言われていた。
親や周りからしたら、こんなの常識ってことになる。
私もそう思っていたけど、高校の時、ひきこもりになってそのままやめてしまった。
大検を受けることも考えたけど受けなかった。
必要に迫られたらしていたやろけど、そんな状況はなかったんやろなぁ。
受けなかったんやから。
ただ、20代の前半か中盤に、いっちょやったろう!って思ったことがあったのでチャレンジした。
それは、司法試験合格。
えっ、受験資格あるの??? って思うやんな、
私たちが知ってる司法試験って、憲法や法律の択一の試験がまずあって、これに合格したら・・・って感じで、
受験資格は確か、大学の一般教養課程の単位取得以上となってたと思う。
ところが、実は、その手前の試験もあるねん。
中卒からでも受験できる試験が。大学入学レベルの試験となっていたと思うけど、
法律の試験じゃなくて、英語など学校の試験の教科。
そのまんま大学受験みたいなもん。
で、それを受けた。
勉強はでけへん方ではなかったから、受かるんちゃうかって変な自信があってんけど、
めっちゃ難しかった。当然、不合格。
なめたらあかんわな。
この試験を合格するまでひたすら受験し続けても合格できる可能性は0に近いと思ったので違う方法がないか探した。
そうしたら、ある大学の通信教育の生徒募集のところに、
「高校卒業してなくても入学できる制度あり」って書いてあったから、早速問い合わせてみた。
そうしたら、試験があって受かれば大学の通信教育に入学することができるということだった。
迷わず、受けた。そしたら、合格。
仕事をしながら4年ぐらいかかったけど、一般教養課程の単位は取得することができた。
でも、電気の設計、プログラムを作ったりする仕事をしていたので、
このころには司法試験を受けようとの気持ちも薄れてしまった。
そのため、あっさりとやめた。
それだけでなく、法律のことが頭に入らないのに気が付いた。
きっと、興味がないから頭に入らなかったんやと思う。
電気の設計、プログラムの方が頭に入るねん。
興味がないこと、必要に迫られてないことって、頭には入らんってこと。
何が言いたいのかというと、必要に迫られたり、自覚がでてくれば、その時に自分から行動する。
なので、「〇〇でないとダメ」というのに縛られなくても大丈夫。
今、やりたいことがなくても大丈夫。
その時がくれば、それをつかみに行くから。
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小松叡弘