🌷「やっと学校終わったんだから
もう私は勉強したくないんだよね」
🌻「うん、わかるわかる
私も別に仕事でスキルアップ
したいと思ってないし
まぁそれなりにお給料もらえればいいよね」
🌷「うん、今そこそこ楽しいしねー」
🌻「ねー」
先日、乗った電車の中で聞こえてきた
若い女性2人の会話です(笑)
もう勉強はしたくないという言葉を聞いて
時代は違いますが(笑)私も昔むかし
試験や勉強のない社会に早く出て
働いてお金を貰って暮らせたら
どんなに楽しく幸せだろうと
夢見ていた頃を思い出しました(笑)
令和3年の総務省データによると社会人の
勉強時間は週平均で7分弱
継続して勉強していない人の割合は96%
社会に出てから
まったく勉強していない人も50%を超え
世界的にみても日本は「大人が勉強しない国」と
いわれています
2人の会話を聞いていて
思い出したことがありました
それは上の息子が大学を受験した時のこと
現在は医師になっているのですが
実は県立高校を卒業して受験したのは法学部でした
はっきりと聞いたわけではありませんが(笑)
別の職業を目指していた時期もあったと思います
東京大学は入学してから2年間は
専門を持たない教養学部に所属し一般教養を学び
その後、合格した学部の勉強に入っていきます
ちょうどその時期
「おれ、医学部に進学しようと思う」
法学部に入ったはずの息子の発言に
当初、私は意味がわかりませんでした
東大には2年次の専門の学部に分かれる際
学年成績最上位者2~3名は
受験した時の学部に関わらず
医学部を含めたどの学部へも進学できる制度がある
ことをその時はじめて知りました
息子は大学に合格した後も
それをゴールとすることなく
ずっと勉強を続けていて、その結果
最難関といわれる東大理Ⅲに医転したのです
そして今もなお
「勉強に終わりはない」ということを
彼が身をもって教えてくれます🍀
親として大人として恥ずかしいくらい物を知らず
生きてきました
否、自分が知らないということさえも知らずに
そういう自分に気づくことができたのも
社会に出て歳を重ねてからの勉強が
私に与えてくれたものです🌸
自由に勉強する環境を持てる
そんな日本に生まれて私はとっても幸せだな〜♫
・・若き日の自分に聞かせてあげたい(笑)