先日、がん哲学外来の集まりがあって
話を聞きに巣鴨に行ったときのこと
約束まで1時間ほどしかなかったので
急いでランチできる場所を探すことにしました
近くのカフェやレストランを覗いてみましたが
ちょうど12時で、どのお店も混雑していて
普段はあまり入らないバーガーキングというお店で
軽く食べられないかと店内を見てみることにしました
先に2階に上がって座席を確認すると
運良く一つ空いています
自分の荷物を置き、さっそく1Fで注文しました
私がハンバーガーを食べている時も次々と
お客さんが来店してきます
このお店は大きなハンバーガーが魅力のようで
特に若い男性客が多く見受けられ
空くとすぐに席は埋まってしまい
諦めて帰る人も大勢いました
私が間違えて注文してしまったキングサイズの
ハンバーガーを味わっていると(笑)
隣の席の4人掛けのテーブルには20代の男性2人が
一方側に片寄って座っています
どうやらテーブルがガタガタしていたため
居心地が悪かったようです
すると、若い女性たちが席を探しにやってきて
「この席、半分空いていますか?」と尋ねると
男性たちは
「空いていますが、テーブルが少しガタガタしますよ」
と伝えていました
残念ながら空いている席はそこしかなかったため
女性たちはそのまま席に荷物を置いて注文に行きました
20分も過ぎたころ、男性たちが
「俺たち、見知らぬ人の席取りしてるみたいだな」と
笑っているのが聞こえてきます
自分たちが席を立つとすぐに埋まってしまうため
隣にきた女性たちが戻ってくるのを親切に
待ってあげていたのです
なんて優しい若者たちだろうと感心しました
その後、無事に女性たちに席を譲り
男性たちは帰っていきました
そして次は男子高校生の団体が登場
彼らは4人掛けの席に6人で座ろうとしましたが
明らかに無茶で窮屈そうです(笑)
高校生たちが注文をするために席を離れると
隣に座っていたお母さんと小さな女の子が席を立ち
2人で高校生たちの席に自分が座っていた席をくっつけて
テーブルを6人掛けに並べてあげていたのです
なんて心優しい気遣いだろうと私はまた感心していました
その日のバーガーキングにいた若い人たちは
誰に促されることなく自発的に優しさと
気遣いを発揮していました
高校生たちが注文を終えて戻ってきたとき
嬉しかっただろうなと想像できます
私も食べ終わりひと休みしていると
逆隣の席にもグループが来ていました
そのうちの一人が「俺は立って食べるから大丈夫」と
言っているのが聞こえてきたので
「いやいや、どうぞこちらを使ってください」と
私も見習って4人掛けの席を作ってあげました
優しい人たちの心遣いの輪に
仲間入りできたような気がしました
お店にいたのは1時間弱でしたが
その日、偶然一緒になった方々のお陰で
お腹も心も満たされました
荷物を置いて席を離れても安全な国
他人を思い遣る小さな親切
誰がしてくれたのかわからない心遣いが
私たちの日常を陰でそっと
支えてくれているのかもしれませんね🌸








