味覚と正月 | タイ人のほんと

タイ人のほんと

バンコクありえない現実のひびを。。。。。。。

お正月になると、いつも思うのが、おふくろの作ったおせち料理だ。

 

細かくは書かないが、オイラの家は正月が忙しい所だった。

 

しかし、おふくろはきちんと和服を着て おせちを何品も作る立派な母だった。

 

三つ子の魂百まで とはよく言ったもので、こんな南国にいるオイラでも

毎年、お袋の味を思い出しては、ハーーーっとため息をつく。

 

ここ何年かの間その思いは強くなり、昨日おとといは、日本食を探して徘徊した。

 

これがバンコクなら、何でも揃うだろうが、ここは郊外そうは問屋が卸さない。

 

ちなみに、タイ各町には、ロータスと ビックCと マクロ と言う大型量販店があり

タイ人のエアコンポイントでもある。

 

食料品も豊富で5年ほど前から長ネギも手に入るようになった程だ!

 

遠回りをするが、10年ぶりに日本のキュウリを食べた時の感動と、長ネギを見つけ

これを即座に買いラーメンに入れて食べた感動は普通の日本人には理解出来ないと思う。

 

14年前はこういった店にキューピーのマヨネーズは売っていた。

醤油に至っては、それこそどこの田舎の雑貨屋でもキッコーマンと言えば買えた。

 

10年ほど前からカゴメデリシャスソースが買えるようになり

日本米もどこでも買えるようになった。

 

ところがである!

暮に買いに行ったら、いつものところにカゴメデリシャスソースが無い!

どこにもない!

これはやっぱり、タイ人には日本のソースは受け入れられなかった証拠だ!

本音を言わせてもらうと、だいたいブルドックの営業力の不甲斐なさに

何年も怒っていたオイラでカゴメデリシャスソースより俄然ブルドック派のオイラは

仕方無くカゴメを使っていた程だ。

しかし、そのカゴメデリシャスソースまでが、販売中止となり、キューピーマヨネーズの

、   皆さんとかとかわかりますか?

これも話は少々遠回りをしますが、タイのマヨネーズは甘いのが一般的なのです。

 

この甘いマヨネーズには来た当初から辟易していたオイラなのですが、

ある時いキューピーがなかったので

まあ、何でも対して変わらんべ。っと違う色を買って帰り晩酌のアテのセロリに

タップリとかけて、ガブリといったら あまーーーい!!

 

この甘いマヨネーズの仕掛け人がキューピーだったことを知った

オイラの怒りは、キューピーを売国奴と思ったほどなのです。

 

更に、5年ほど前からあの国民的味覚をもたらすキューピーのは、入手不可となりました。

タイ人の味覚には合わなかったようです。

 

と言う事で、何を訴えたかったのかと言うと、私はブルドックソース中濃と、キューピーの赤は

おせちにも勝る日本の味覚ということなのです。

 

おせちは無くともキューピーの赤を舐め、ブルドックソース中濃を舐めれば

日本は思い出せるということです。

 

普段はなんとも思わないのですが、正月はいつも思います。

マヨネーズとソース。。