突然ですが日本語を完璧に話すことはできますか?
おそらく難しいでしょう。
何十年も日本語の環境にいるにも関わらず
私たちは日々会話や文章を書くときに間違いを犯すことも良くあるし
どう表現すればいいか悩んでしまうこともあります。
英語を母国語とするネイティブであっても
英語という言語において同じような悩みをもっているものです。
外国語として学ぶ私たちにとって完璧な英語を目指すことは理想であり素晴らしい心がけではあるけれど、
それだけ言語の習得は奥が深いのです。
日本語ですら完璧ではないし完璧にはなれないかもしれない。
英語においてはなおさらでしょう。
それよりも大切なことは
自分の思いや考えを伝えようとすること。
間違いを犯すことを恐れないこと。
言語は自分の思いや考えを伝えるためのツールであるので
ツールにこだわりすぎるのは良くないし
伝えようとするその姿勢をより大切にすべきですね。
身振り手振りであってもいいから伝えることに集中する。
そのなかで言語を習得した方が円滑にコミュニケーションできると感じると思います。
それこそが言語を学ぶ最高の理由になります。
日本語を習得してきたプロセスを考えてみてください。
親のマネをすることからはじめて
たくさんミスを犯し、その度に親や先生が正してくれて・・・
その繰り返しの中でうまく話せるようになりました。
英語の習得となるとミスを犯すことを恐れてなかなか前進できない人が多いですが
ネイティブのマネを徹底的にして、
たくさんミスを犯して、フィードバックを周囲からもらって、少しずつ前進できます。
ミスを犯しても良いからチャレンジする精神を重んじることは教育の本質だと思います。