TL小説特集っ 今回は(スターツ出版/ベリーズ文庫)、朧月
あき(おぼろづきあき)先生でお送りしまっ 恋を知らない伯爵
令嬢のアメリと、冷酷で悪評しか聞かない王太子・カイルの
物語っす エッチはね~・・・あると言えばあるんやけど、すっ
ごい抽象的な書かれ方をしてるんで、エッチがダメな人でも読め
る作品やと思うで あ。シリアス系が苦手な方は回れ右っす★
ほなほなほなっスタートッッッ
[STORY] ガラス職人だった母親を、不幸な事故で亡くしたアメ
リは、父親であるウィシュタット伯爵に引き取られる。この時 10
歳だったアメリは、引き取られてからというもの、義母と義姉に
いじめられ、血は繋がっている父親からは無視され続けた。
そんなアメリが、18 歳の時。悪名高き、ロイセン国の王太子・
カインの婚約者として城へと向かう事が決まった。伯爵家とし
ては、都合のいい『追い出し』話である。24 歳になっても独身で
いるカイルを結婚させようとするが、今まで四人もの令嬢が城
へと上がったが、皆が皆口をそろえてカイルの事を『悪魔だ』と
罵(ののし)り、城を去ったという。アメリと行動を共にする騎士の
ヴァンも、アメリがカイルに嫁ぐのには反対意見を持っている。
しかし、アメリにとってロイセン城は、行かなければいけない場
所だった。城へと到着したものの、どうやら歓迎されていないら
しい。そして、やってきた対面。「遠路はるばる、よく来たな」と
言いつつ、王が息子カイルを紹介する。しかし、王に紹介を受
けても、鉄兜(てつかぶと)すら取らないカイルは、会釈(えしゃく)
すらせずに、じっと前を見据(みす)えていた。そんなカイルがおも
むろに立ち上がるとアメリに近づき、しばらくの間 じっとアメリを
観察する。すると、「気に食わないな」と若い男の声がして・・・?!
ってなオープニングやねんよーん カイルも不幸な人生を送っ
とるんよ。髪色(かみいろ)のせーで、色々とあって、完全に人間
不信って感じなんよね~★後半のカイルは、アメリにメチャ惚れ
になんねんでーっ 人間、変われば変わるもんだ この作品。
実は、80 年後の小説が出てんねんで カイルとアメリの子供
達のお話 <冷酷な騎士団長が手放してくれません>とゆ~
タイトルの文庫っす 興味のある方は、読んでみてねーん
ほなね~ん また、お会いできますように・・・
From by さかえりょう
この作品の80年後を書いた作品