学芸大学駅と東京裁判所民事執行センターについて☆ | 司法書士講師・三枝りょうのブログ

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司法書士試験の受験情報を中心に、日々考えたことを書き連ねていきます。

皆さんこんにちは,司法書士講師の三枝りょうです。

 

コロナ禍の蟄居謹慎が嘘のようにあちこち派遣されます。当方の如き一兵卒は。
オミクロン株は,当方の移動を止めてくれるのでしょうか。


学芸大学駅にやって来ました。
西葛西駅から東京メトロ東西線で茅場町駅へ行き,同日比谷線に乗り換えて中目黒駅へ,そこから東急東横線でようやく学芸大学駅です。
ざっくり1時間です。往復2時間の小旅行です。


ボスからの司令は「民事執行センターへ行ってこい。」です。
正式名称は「東京地方裁判所民事執行センター」です。

学芸大学駅までが遠いですが,民事執行センターは,駅から徒歩13分です。
裁判所のホームページにそう書いてあるということは,ざっくり15分という理解は間違っていないでしょう。
十分に気分転換しきれる時間です。スニーカーであれば。
往復30分。

「取下書を提出して受領書(通称「うけしょ」)を受領してくるだけだ。」とボスから聞いています。
当方が担当している案件でないため,前後の事情不明な完全なる「使者」です。
指示に従い係の者に提出しました。

係の者は私に言いました。
「収入印紙はお持ちですか。」と。
「いえありません。」と。

我々司法書士のフィールドである法務局でも「収入印紙」はしばしば使用します。
たとえば法人代表者の印鑑証明書の交付申請をする時は,450円分の収入印紙を納付します。
登録免許税の納付も収入印紙を貼付してすることが可能なため,大抵の法務局には「収入印紙売り場」があります。

私は係の者に言いました。
「買ってくるので収入印紙売り場は何階ですか。」と。
「いえありません。」と。

民事執行センターには収入印紙売り場はありませんでした。
一旦退出して,徒歩7分から8分程度のところにある郵便局まで行く必要があります。
たった1枚の収入印紙のために。
往復15分。

私は係の者に言いました。
「買ってくるので収入印紙はおいくらですか。」と。
「ちょっと待ってください」と。

ちょっと待ってくださいとはこれいかに。
登記事項証明書なら480円,印鑑証明書なら450円と決まっているでしょうに。
嫌な予感しかいたしません。

係の者は私に言いました。
「お待たせしました1万円です。」と。

当方の想定より二桁違いました。
手元に9900円あれば値切り交渉の余地もありましょうが,私のポケットの中には7000円しかありません。
叩いても倍にはなりません。

慣れない地域でセブンイレブンを探し,お金をおろし,郵便局へ行き,1万円の収入印紙を買い,民事執行センターへ戻りました。
「着いたら17時を過ぎてセンターが閉まっていた。」ならばオチとしては最高ですが,仕事としてはまったく笑えません。
なんとか間に合い,受領書を受け取りました。
もちろん歩いて学芸大学駅に戻りました。


ボス曰く「久しぶりですっかり忘れていた。いい勉強になった。」とのこと。10筆分の抹消です。
当方は,いい運動になりました。スーツ着て革靴履いて汗だくです。
もう12月です。

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