出張授業と凪とお座敷掛け持ちと思春期と消耗品について☆ | 司法書士講師・三枝りょうのブログ

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司法書士試験の受験情報を中心に、日々考えたことを書き連ねていきます。

皆さんこんにちは,司法書士講師の三枝りょうです。

 

高校生を相手とする法律教室,いわゆる 『出張授業』 は,とても興味深いです。
行くたびに教室も違えば受講人数も違います。同じ 『体育館』 でも,昔ながらの 『ただの箱』 で(真夏に)風力実験に使うような巨大扇風機で館内の熱風をかき回しながら,ということもあれば,建物地下に設えられた空調完備の 『施設』 まで様々です。

最大に違うのは受け手のモチベーションが,学校,学年,そして時期によって全然違います。同じなのは年齢層くらい。
これが司法書士試験のプロ講師である私が,出張授業派遣講師の駆け出し時代に 『あー!そうか!』 と感じたことです。

司法書士試験の受験対策講座の受講生さまの年齢層や職業その他属性は多岐にわたります。学生さんもいればセミリタイアされた人生の先輩もいます。
が,しかし,受け手のモチベーションは同じです。そう,『司法書士試験絶対合格!』 です。
『受け手の姿勢が同じだと,何人,何百人相手でもこんなにやり易いのか!「トッププロですけど何か」的な面してやってきたけれどアタシはこれほど甘やかされていたのか!』 と大いに反省しました。

という訳で,ゆーてもプロですから即時順応して打率は飛躍的に向上しましたけれども,いまだに,普通の教室授業で生徒30人だから大丈夫っしょと思って臨むと,押しても引いても,凪,凪,寝,凪で,終了後,一人 『むぅ。』 と唸ることもあります。
対して,150人相手の講堂授業,しかも学期末試験終了後・長期休暇前の消化試合的なあれで厳しいかなと思って臨むと,大多数が目を輝かせメモとりまくって受講してくださることもあります。『これね,これこれ。よし。』 です。同じ日にお座敷掛け持ちで,午前 『むぅ』 で午後 『よし』 だと自身の技量が分からなくなります。
なお,150人くらいであれば生声,つまりノーマイクでやります。全然平気です。高校生でしか実験したことありませんが,マイクでボソボソ喋るより目一杯の生声量で耳に押し込んだ方が 『届く』 ことに気がつきました。

まあ大丈夫でしょと思えば足をすくわれることもあり,ちょっと無理かもと思っても最大努力すればなんとなかることもある。
司法書士試験と同じです。答練で良い成績が出たからと言ってたゆまぬこと,勉強の遅れがあっても 『まだ大丈夫!』と自分を信じて日々実直に前進することが大切です。

ってゆーかですね,合格してから20年も経とうとしている私がこうやって日々悪戦苦闘しているのに,受験生さま,あなたがいま頑張らないでどうすると言う話です。
関係ねーよ,とかそういうことを言ってはいけません。思春期じゃないのですから。上手に乗っかってください。とにかく勉強です。

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ドレスシャツは消耗品です。着用及び洗濯によって,襟(えり・カラー)や袖(そで・カフス)が擦り切れます。全部は写っておりませんが,死んでいるのが6着あります。
1着購入するのに金2万円の予算として,現時点の私に何着購入することができるか。がんばって1着です。計算があいません。

 



したがって。上記の予算をもって,襟及び袖部分をそっくり取り換える修繕に出すことにしました。
売買契約ではなく請負契約です。えぇ。