申請情報と添付情報と資格者代理人とアングロサクソンともんじゃ焼きについて☆ | 司法書士講師・三枝りょうのブログ

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司法書士試験の受験情報を中心に、日々考えたことを書き連ねていきます。

皆さんこんにちは,司法書士講師の三枝りょうです。

 

そうでした。先だって,不動産登記申請において,添付情報を複数提供する場合,申請情報に記載する順序は法定されているかというご質問を受けました。
いません。えぇ。


もう少し簡単な表現にいたしましょうか。
不動産登記でも商業登記でも登記申請の際には,申請書を作成します。
で,その申請書だけペロッと提出すれば申請が通る訳ではなく,申請書に書いた内容その他が嘘じゃないよ的なあれとして,添付書類をつけます。たくさん。
なので,申請時に何をつけたかということをアピールするために,申請書に添付書類一覧を記載すると。そういうことです。


現実の世界では,申請時に必要な添付書類がすべて添えてあれば(たとえばA,B,C),申請書に書き漏れがあっても(ABだけ書いて「C」を書くのを失念)申請は通ります。だいたい。
「書いてなくても付いてんじゃん!」という言い分は強いという話です。事実は小説より奇なり。です。違いますか。
もちろんルール違反なので,通らないこともあります。本人申請と資格者代理人(司法書士のことです)申請によって,審査の手加減がどれほどあるのか知るところではありませんが,後者は容赦ないことも少なくありません。当たり前ですけれども。


で。記載の順番は,法定も先例でも定められてはおりません。
慣習です。だいたいオトナはこういう順序でするでしょと。申請書を作成するレッスンの中で「だいたいこんな感じかしら」と体得していくことになります。


試験対策としては,「書き漏らし」が一番怖いです。減点されるから。減点されるとその年の合格が遠のくから。
当たり前ですが,試験では上述のような強弁は通用しません。試験はすべて「建前」の世界です。ってゆーかですね,試験会場では答案用紙を提出するだけで何もつけてないし。えぇ。
したがって,受験対策講座では,「書き漏らしを最小化するための書く順番」を学習することになります。

思いついたままに書いていると必ずミスが生じるという話です。ランダムではなく体系立てて。です。
抽象的な表現になりますが,思考の順序,作業の順序を系統立ててすることで,自ずから記載順も決まります。そしてミスもなくなります。
りょうこ先生の講義を受けるということはそういうことです。私に限ったことではないでしょうけれども。

 


さくら亭です。原宿です。
もんじゃ焼き,お好み焼き他の鉄板焼きのお店です。

 


自分で焼く形式です。慣れていないのでぎこちないこと山の如しです。
それからですね,店内客の外国人占有率が異常値です。観光ガイドブックに掲載されているのでしょうか。


外国人観光客が多いことに何の不満もありません。不満があるのは店員の対応です。
私たちにではなく,外国人のお客さんに対してです。それが原宿スタイルなのかと。もっと親切にしてあげなさいよと。


想像してください。
あなたはアングロサクソンです。オリエントそして世界の最先端を体感したくてジャパーンにやってきました。
そんなあなたが 『もんじゃ』 と聞いて 『オーシッテルヨ。マズ,ギンノウツワカラ,グザイダケテッパンニトリダシテ,オッキイホウノヘラデキザミナガラヤイテ,ソノアトデ,マアルク,サーコォヲ,「ドテ」ネ,ドテツクッテ,ソノナカニ,ノコリノシルヲナガシコンデ,シルガグツグツイッテキタラ,イッキニマゼテイタメテ,アトハチッチャイヘラデ,チマチマタベルノヨ!ライク・ア・ゲロ!』 と言うかという話です。

ゲロはさて置き,手順は親切に教えてあげないと,ねぇ,ダメだろうと。
器の中身をすべて一気に鉄板にあけて,出汁がすべて焼き鉄板のサイドの廃棄コーナーに飲み込まれていく外国人観光客の卓を為す術なく見ていると,謝りたいです。関係ないけど謝りたい。
オモテナシって何ですか。

 

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お好み焼きが空中で完全崩壊しています。日本人ですらこの有様です。

自身が外国に行ったことを想像するに,やはり現地では親切にされたいなと。