実力診断模試と目標値と言い訳と緊張感とパルテノン多摩について☆ | 司法書士講師・三枝りょうのブログ

司法書士講師・三枝りょうのブログ

司法書士試験の受験情報を中心に、日々考えたことを書き連ねていきます。

皆さんこんにちは,司法書士講師の三枝りょうです。

 

複数の司法書士受験生さまより受けた質問です。Yahoo! メールにて。
『LEC の「主要4科目実力診断模試(以下,「実力診断模試」とします。)」を受講すべきか』 です。受講料金1,000円也。
受講したらよろしいのではないでしょうか。


受講したら良いと考えますが,何のために受講するのか。それはあなたがしっかりと考えてください。
料金が安いし,試験から時間も経過したし,ちょっとアウトプットの腕試しでもしてみようかしら,程度の動機であれば大した効果を得ることはできません。
千円札を丸めて捨てるのが趣味であれば,上記理由の下,実力診断模試を受講してください。その日に札を捨てなければ行って来いです。


活用方法は,人それぞれです。
8月のお盆明け前後から学習を再開した,いわゆる受験経験者であれば,だいたいこの時期までに民法/不登法/会社法/商登法,これを司法書士試験では主要4科と言うわけですけれども,これらのインプットがだいたい終わっている頃でしょう。完璧ではないにせよ。
いわゆるマイナー科目(憲法/刑法/民訴系/供託法/司法書士法)から学習を再開した受験生ならば,受験経験の長い,いわゆるベテラン受験生でしょうから,主要4科目の過去問はすでに数周やっている筈です。


であれば。です。ここまでの学習の効果を測定する機会として利用してみてはいかがでしょうか。
実施日は12月23日,本日を含めあと4日ありますので,試験日に向けて,ここまでの主要4科目についてのインプットを総ざらいして,つまり,実力診断模試を本試験に見立てて受講(受験)してください。


1)目標値を設定すること。
2)言い訳できない状況づくりをしておくこと。
3)緊張感をもって臨むこと。


注意すべきは上記3点です。
1)について,司法書士試験は絶対評価ではありませんから,『何問取る!』 ということにあまり意味はありません。
が,しかし,成績通知を確認しない限り自分が上位何割にいるか不明なので,暫定的に,『この模試で8割取る!』 とか進捗状況に応じて必ず目標値を設定してください。


2)について,今年の試験が終わってからここまでに学習してきた中で,実力診断模試の出題範囲に該当するものは,すべておさらいをした上で受験してください。
『自身の現状を直視するための実力診断模試』 という意義を最大限引き出したいからです。

 

3)について,『答練だから』 『まだ半年あるから』 という甘えが,『来年も不合格』 という最悪の結果を招く要因です。模擬試験は,常に 『これが本試験』 『これを間違えたらまた1年』 と緊張感をもって解いてください。
今ある知識をもって最大限の集中力と負けない気持ちで正解を導く。それがアウトプット力の養成になります。

 


小田急/京王多摩センターです。サンリオピューロランドがあります。
今回の目的地は,ピューロランドではなく,パルテノン多摩です。
来年度に老朽化による大規模改修工事が予定されているって本当ですか。
 

 

 

【PR】
人気講師の授業が圧倒的低価格
資格スクエア


【PR】
「今,覚えたい」を持ち運ぶ
プチまな