早食いと命懸けと長考と不能条件と天才バカボンと精通について☆ | 司法書士講師・三枝りょうのブログ

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司法書士試験の受験情報を中心に、日々考えたことを書き連ねていきます。

皆さんこんにちは,司法書士講師の三枝りょうです。

 

お亡くなりになった人がいるので決して笑ってはいけないのですが,う~ん,どうでしょう。
『おにぎり早食い競争参加者が死亡』
要旨は以下のとおりです。


> 彦根市の卸売市場で開催された「ふれあいフェスティバル」で「おにぎりの早食い競争」に参加した28歳の男性がおにぎりを喉に詰まらせて救急搬送された後に死亡。
だそうです。
う~ん,どうでしょう。何に命を懸けるかは人それぞれですけれども。


さて。
プロ稼業ですから,お客さま,つまり受講生の前ではできるだけ 『むー。』 とならぬよう気をつけています。
むー。というのは,決して怒りや不快感ではなく,何と申しましょうか,『むー。』 です。えぇ。長考。ですか。


先だって司法書士受験生が,不動産登記法についての質疑応答後,雑談の際にこう言いました。
『私は,つい先だって太陽が東から昇ることを知りました。』
・・・ むー。


プロ稼業ですから,ここで尻尾を巻いて逃げる訳にはまいりません。
ふと頭によぎったのが,不能条件です。質問内容が不登法であったということは民法は終えている筈です。


『それじゃ,民法の「条件期限」の単元のところで,不能条件の事例として「太陽が西から昇ったときは」的なあれがあったと思うのですが,それって意味わからん,って感じでしたかね?』
受験生は言いました。
『それは,もやもや~っとやり過ごしました。』
ま,そりゃそうだろうなと。


私は,本論点は出題頻度が低いのでそれでも構わないけれども,すべて「もやもや~」では重要な論点まで曖昧なままやり過ごす危険性があるのでその点学習態度を改める必要がある旨説諭しその場を収めましたが,むー。
若手の講師よ,俺はどうしたらいいと思う?
若手講師に尋ねる必要はありませんけれども。俺って誰ですか。


その受験生は(私はそれ話さない方がいいよと思いましたが)知人に当該話をしたところ,『バカボンの歌を知らないのか』 と言われたそうですが,それは知らないと。
知らないんだぁ,と思いましたが,いやいやあれは 『西から昇った太陽が東へ沈むがこれで良い』 という内容ですから,前提知識なしでこれ知ってたら,『不能条件』 が更にややこしいことになっていたなと。

 


武蔵野公会堂です。吉祥寺駅南口徒歩1分です。古いけど。
司法書士は業務に関する法令及び実務に精通していなければなりません。法律にそう書いてあります。司法書士法第2条。
したがって,実務研修の受講は義務です。大学生と同じで単位を取得しないとなりません。

 

 

 

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