クローゼットと多勢に無勢と根抵当権の元本確定とロングカクテルについて☆ | 司法書士講師・三枝りょうのブログ

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司法書士試験の受験情報を中心に、日々考えたことを書き連ねていきます。

皆さんこんにちは,司法書士講師の三枝りょうです。

 

昨日の話の続きです。
筆記試験に合格したらまず口述模擬試験(口述模試)の予約に動け!というあれです。


もし。仮に。
あなたが,3時間とか6時間とか一人カメラに向かって不登法/商登法について平気で喋り続けることができるタイプであるならば。
口述模試の予約は不要です。
クローゼットに地味なスーツがあることを確認し,当日,絶対に寝坊しないことだけ注意して過ごしてください。
ってゆーか,そんなあなたが何故今年まで合格することができなかったのかという話ですけれども。


大抵の司法書士受験生さま,それが筆記試験合格レベルの受験生さまであったとしても,口頭で不登法/商登法について質問されて,それに対してペラぺ~ラと口頭で回答することができる人は少数です。まあほぼいません。
当たり前です。そのようなレッスンはしていないから。


緊張する環境の中でやり慣れていないことをやるのは困難を極めます。
室内には,試験官二人にあなた一人です。多勢に無勢。


その閉鎖空間で,『不動産登記に関する質問です。根抵当権の元本確定登記を申請する場合の申請人を述べてください。』 と口頭で問われたときに,『えーっと,あれ?あれれ?』 となるのはフツーです。
司法書士受験生にとっては,至って平易なことを尋ねられていますが,『手元に問題用紙がない』 だけで調子が狂います。
読んで再確認できない。申請構造の図を書いてチェックができない。あせる私をおじさん二人がじっと見てる。

 


ゴッドファーザーです。
注文するのは,ロングカクテルばかりです。


バーが好きなんですか?と尋ねられます。
好き嫌いで足を運んでいるのではありません。修行です。


お酒でなくても構いません。茶の湯でも,深夜に営業している茶道場があれば,また座禅でも,ぶらっと入れる禅寺があれば,そちらに行きます。
背筋を伸ばして自己を省みることができればそれで。えぇ十分です。

 

 

 

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