りょうこ先生は，定期的に社会奉仕活動をすることを命じられています。ボランティア。
こう書くと，刑罰の代替処分・更生プログラムのように受け取られますが，私は海外セレブではありません。
悪さはしておりませんし，セレブでもありません。
正式名称は，『公益的活動』 です。
口に出して言ってみてください。こうえきてきかつどう。口がグキグキなります。
上記以上に口がグキグキなるのはこちらです。
『監査役の監査の範囲を会計に関するものに限定する旨の定款の定め』
かんさやくのかんさのはんいをかいけいにかんするものにげんていするむねのていかんのさだめ。
司法書士受験生は，３べん唱えてください。
講義中は，声量，滑舌の良さ，アップテンポが必要ですが，いずれの要件も満たしつつ上記文言を言おうとすると，グキグキＭＡＸです。
で。何の話でしたっけ。
フィランソロピーって何ですか。
＜東京司法書士会公益的活動に関する規範規則＞
第１条（目的）
本規則は，司法書士倫理第７条に基づき，司法書士が公益的活動を行う責任があることを確認し，会員に対し一定の義務を課すことにより，公共の利益の実現，社会秩序の維持及び法制度の改善に貢献することを目的とする。
第２条（会員の責任）
司法書士会員は，１年度につき１２時間以上，次条以下に定める公益的活動を行わなければならない。
【２項以下省略】
＜司法書士倫理＞
第７条（公益的活動）
司法書士は，公益的な活動に努め，公共の利益の実現，社会秩序の維持及び法制度の改善に貢献する。
司法書士に限ったことではありませんが，業務独占資格を有する者は，数多（あまた）の規制の中で生きています。
ってゆーかですね，当て推量なので違っていたら謝罪しますが，上記 『規範規則』 『倫理』 を通読したことのある東京司法書士会の会員は5名くらいなんじゃないかなと。
もう少しいますかね。じゃあ50名くらい。
なお，総会員数は，だいたい3800名です。
公益的活動の具体的内容は，規範規則4条に記載されています。
色々な活動が記されていますが，りょうこ先生が好んで行うのは法教育です。
来ました。第24回参議院議員通常選挙です。
投票日は，平成28年7月10日です。
平成28年度司法書士試験の1週間後です。
何ですかこれは。セーボーって。
なお，東京司法書士会のキャラクターは 『しほたん』 です。
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