皆さんこんにちは,専任講師の三枝りょうです。
年末年始休暇で読もうと思い購入した書籍 について。
当の年末年始は,家族の世話を焼くのと年始の収録の準備に追われ,まったく読むことができませんでした。
先日,12G-pjの収録も完了 し,時間的余裕もできましたので,ぼちぼち読み始めました。
あ,それでは出題です。相性テスト。
りょうこ先生は,以下のいずれから読み始めたでしょうか。
ア) 司馬遼太郎先生の 『国盗り物語』
イ) 山崎豊子先生の 『白い巨塔』
いかがでしょうか。インスピレーションで回答してください。
ってゆーか,いずれも文庫本で購入したのですが,いつの間に文庫本,こんなに高価になったのですか。
時期ときっかけをご存じの方は教えてください。
だって。ですよ。
『国盗り物語』 が文庫本で全4冊です。で,1冊金705円で,最終巻だけ金857円です。
合計金2,972円です。
こういったものは,原則として 『途中で止す』 という訳にはいきません。
つまり,読むのに金3,000円かかるということです。
同じく 『白い巨塔』 が全5冊で,1冊金630円で,なぜか第3巻が金590円で,第4巻が金750円です。
合計金3,230円です。
どうですか,ハードカバーの新刊書籍ならまだしも,ちょっと割高感を感じるのは私がビンボー講師だからでしょうか。
経済的弱者は,ブックオフで中古を購入すればぁ,ということですかね。
で,答え合わせです。
りょうこ先生が,現在読み始めたのは,イ) 『白い巨塔』 です。
もし,あなたの選択がイであれば,私との相性はバッチリです。
来世で婚姻いたしましょう。ないしは再来世で。えぇ。
現在第3巻に突入したところです。巨塔。
で。凄いなと思うこと。
この小説が,昭和40年に刊行されたものだということです。
昭和40年です。西暦で申し上げると,+25ですから,1965年です。
なお,平成を西暦に変換するときは,+88です。
一般教養です。
東京オリンピックが確か昭和39年ですから,その翌年のリリースです。
つまり,かれこれ50年近く前の作品です。
あなたは現在おいくつですか。
私には知る由もないことですが,司法書士試験受験者の最多帯が,20代半ばから30代半ばとすると,閲読者さまの大半は,まだ生まれていない時に豊子師匠は本作品を書き上げたということです。
とてもですね,そんな古い作品とは思えません。
読了はしていませんが,合格したら,ぜひお読みになってみてください。
本件については,また後日といたしましょう。