「先生、ちょっとお時間いただけませんか?」


音楽教室の講師である私にとって

保護者からの

このワードは恐怖の一言。


もう

25年以上この仕事をしているのに。


もう

何度となくこの言葉を聞いてるのに。


生徒が辞める理由の大方は

「他の習い事と時間が重なるので」で


しかもそのほとんどは

「塾」との兼ね合い。


時間だけでなく

お金の都合もきっとあるだろうというのは、

同じ親なので容易に想像がついて…


だから

別に"私のせい"ってわけでは

ないんだろうけれど…。


まあ、毎回

ものすごくへこみます。笑。


どんな話の展開になるのかを想像して

すごく憂鬱な気持ちになって


それが

他にも少なからず影響する…という

悪循環。


何がいけなかったのかなぁ。。。と

つい、

考えてしまうんですね。




でも

嵐と出会ってからの

この10年。

もちろんへこむし

憂鬱にもなるんだけど


その気持ちを

「よし!いっちょやったるか!」と

挑む気持ちに変換することが

できるようになりました。


嵐がそうしてるから。



そりゃあ

力不足ではあったと思うけど

私ができることはやってきた。


その気持ちで

ぶつかっていくことが

できるようになりました。


嵐もそうしてるから。



それは、

逃げずに向き合う。

ということでもあると思います。


話を能動的に聞いて

自分の思うことを

誠実に伝える。


嵐から

それを感じとることができて

私もそうでありたいと

思ったからです。



実際、話すと…

どんな結果になったとしても

すごく温かい気持ちになることが

わかりました。


ちゃんと向き合っているのが

相手にも

伝わっているのかもしれません。



翔ちゃん、

今も何かに

挑んでいますか?