今晩のzeroの最後に
有働さんが言った
「9年前の明日、発行された本」は

「ニッポンの嵐」ですね。

全国の小中学校に寄贈された学校図書を
内容はそのままで縮小。

メンバーが自らの興味を主題に
日本各地を訪ねた旅を収録しています。

発行収益のすべては
東日本大震災の復興支援のために
寄付されました。


これが発売されたとき

私はまだファンクラブには
入っていなくて

好きな嵐…から
大好き嵐…になり始めた矢先に

本屋で偶然見つけました。


収益が全額寄付されることも
学校図書を縮小したものであることも
本屋さんの手書きで
書いてありました。


この時の私は

何をするにも
罪悪感がありました。

東日本大震災の被害の大きさに
何をどうしたらいいかわからず、

私なんかにできることなんて
無いんじゃないか…と

音楽って
なんて非力なんだろうと

いつも心のどこかに
引っ掛かりがあって
うまく前に進めない状況でした。


でも、この本を手に取ったとき


嵐と一緒なら
嵐のファンと一緒なら
私にも
東北に出きることが
あるかもしれないと。

そんな希望を持つことができたことを
今でもはっきりと覚えています。


だからね。
9年前の6月と聞いて
ピンときた。

翔ちゃんが
農業に興味がある…というのも
この本で知ったような記憶が。


また読み返してみようかな。