作詞っていっても
作曲っていっても

1から10までぜーんぶ
その人がやってるかどうか…っていうのは
実はわからない。

著書だって
CDだって
作者、アーティスト
1人で作ってるわけじゃない。


だから
アイドル嵐の松本潤が
コンサート演出しているっていうのは
多くの人が知っていたとしても

それが
どれだけのものなのか…っていうのは
知られていない。

っていうか
きっと誤解されてたと思う。

Voyageを見て
「ここまでやってるんだ」

そう思った人は
たくさんいるだろうし

そう思う人の多くは
嵐ファンでは無い人。

それってすごく…
大きいよな。。。

Voyageが
DVDではなく
Netflixでの配信っていうのは
そういう効果がある…。

とにかく細かくて
熱くて
「嵐」をみせることにこだわり、
「夢の世界への誘い」にこだわっている。

だから
技術だけにはしらないし
“ストーリー性”
曲と曲との“つながり”を
すごく大事にしている。





おおちゃんが
あんなに汗かいて
黙々と自分に向き合う姿。

そのなめらかな動きは
もちろんなんだけど

産み出す行程に心奪われる。

産み出すって
言葉では言い表せない苦しみがある。

彼は何も言わないけど
満足できない気持ちや
焦る気持ちが
伝わってくる。



翔ちゃんが
腕をあんなに酷使して
ピアノを練習している姿。

外さないためには
弾かなきゃならなくて。
でも
腕が動きを覚えてない段階で
弾きすぎると
疲労がひどくなる。

どんなに練習しても
外すときは外す。
その怖さが手に取るように
伝わってくる。



外から見たら
「なんでそこまで」
と思うようなところに

踏み込んで
もがいている姿が
伝えてくれるものがある。

完成されたものを見て感じる気持ちとは
また別のもの。

形にだけとらわれないで
目の前のことを
大事にしなきゃ。

丁寧に。確実に。