翔ちゃんが
「アンガーマネジメント大賞」に
選ばれた…っていうニュースを知り
ずっと考えていたんですが…。←もうだいぶ日にちがたっておりますが。。。




私は毎年手帳に
「調べたいことリスト」
なるものを作っているのですが

2年くらい前の手帳に
「アンガーマネジメント」と
書いてありました。

結局、
たいして調べることもなく
いつの間にか
リストから削除されていて

たぶん
2年前くらいは
イライラすることが
多かったんだろうなぁ。。
と、振り返る…笑


言葉そのままの意味でとれば
怒りをコントロールするって
ことですよね。

このニュースを見たとき

ああ、
あのときのことを言ってるんだな…と
すぐにわかりました。

が。

私としては
あれを「アンガーマネジメント」と
言うのは
なんか違和感があって。


そもそも
翔ちゃんあのとき
怒ってた?


このニュースを見たからといって
またあの会見を
わざわざ確認するようなことは
していないので

あくまでも
私の想像ですが。(それはいつものこと。)


別に
怒ってたわけじゃないと
私は思うんですよね。



あの日。

あの会見の雰囲気は
私が思うよりずっと
温かなものでした。

その雰囲気は、
嵐とあの会場にいた記者さんとの
育んできた時間、

そして嵐自身の
話の持っていきかたが
そうさせたのだと思います。


でもそれは。
正直に言えば

私の心のなかとは
だいぶ温度差がありました。

私の心のなかは
もっとシビアでした。


例の記者さんの質問が
記者としてどうか…っていうのは
私も首をひねるところがあります。

同じことを聞くのでも
わざわざそんなイヤな言い方しないでも
いいじゃん?って。


でも
ああいう記者は
政治家の周りとか、
芸能人の周りにも
いっぱいいて

たまたま「嵐」相手に
それをやっちゃったことで
目立っただけだと思うんですよね。。。


わざとああいう言い方をして
相手をビックリさせて。

その不意討ち攻撃に
まんまと引っ掛かり
失言する政治家のなんと多いことか。

不意を討たれ
苛立ったら思うつぼ…。


私は
あの会見のあの場面は
不意討ちでは無かった。
と思うんです。

翔ちゃんも
嵐も
ああいう質問が出てくることを
予測していたと思うんです。

会見の場が
シビアになることも
予測していたと思うんです。



だって。
それまでの自分達の話し合いが
シビアであったに
違いないんだから。

翔ちゃんが、
ニノが、
あそこでああいう言葉を紡げたのは

自分達の話し合いのなかで
十分に
言葉にしてきたことだったからだと
思うんです。

そう思いたい。



あの日、嵐は

「活動休止」という言葉に
ショックを受ける世の中に対して

“前向きな決断です”ということを
まず一番に伝えたかったのかな。と
今は思っています。

だから
ああいう雰囲気で
進んでいったのだと。

でも

もしあのまま
それで終わっていたら

私は
置いてきぼり感を
もっともっと
感じていたと思います。


あの質問があって
あの場の雰囲気がガラリと変わって

翔ちゃんの
ニノの
あの言葉が聞けて

それで初めて

私は

嵐の背負ってるものの深刻さを
感じたし

そんな簡単な決断じゃなかったことも
伝わったし

この決断に至るまでの道が
ものすごく険しかったことも
わかりました。

翔ちゃんはむしろ
あの言葉を
引き出されたことに
感謝してるかもしれない。


翔ちゃんのすごさは、
嵐のすごさは、

あそこで
怒りをコントロールしたことではない。

あんなことで怒らない。
むしろ
記者の仕事を理解し、
敬意を払い

自分達の誠意を
どんな場面でも
尽くすことができること。


私はそう思っています。