初めて知りました。

翔ちゃんのラップ修行…
勉強したっては聞いていたけど
ああいう形での修行も
あったんですね。。

いわゆる
インプロビゼーション(即興)ですね。。。

ラップの世界はわからないけど
クラシック音楽の世界にもこの
インプロビゼーションというのがあって
(ジャズでは当たり前のことですが)

嫌いでした…笑

力があるかないか
あからさまになるので。。←力のない人

弾けるだけじゃダメ。
わかってないとダメ。
わかってるだけじゃダメ。
感覚的に体の中に
入ってないとダメ。

つまり…
総合的な力が備わってないと
出来ない。

もちろんできることをやればいいんだけど
音楽家としての力量が
はっきり出る。

ただ、
自分の力のなさが
実にはっきりするので
その後の勉強の仕方が
変わっていくきっかけには
なったと思います。←私の話


たぶん
インプロでしごかれる…っていうのは
ラップもクラシック音楽も
同じ気がする。(ま、ラップも音楽だしね。)


同じといえば…


私、もう少し若いとき
新しい講師さんに
指導法を伝えるお仕事もしていたのですが

そのときに肝になるのが
アインザッツ(合図)の出し方。

いわゆる
「さん、はい!」っていうやつです。

これがね、
難なくいく人と
全然出来ない人がいて

これも
音楽がわかってるか、わかってないか…
すぐバレちゃう。

弾けるからできる…っていうものでは
ない。

でも、
出来ないと指導できないので
もう、ひたっすらに練習するんです。


アインザッツは
タイミングの問題が一番だけど
それだけではなくて

テンション、テンポ、
相手を思いやる気持ちがすごく大切で

これができるようになると
自分の音楽も変わります。



私。
嵐と出会ってなかったら
「a Day in Our Life」
みたいな曲は聴かなかっただろうし

コール&レスポンスの楽しさなんて
知ることはなかったと思う。

アーティストと聴き手の一体感。

お互いの「一体感を楽しみたい」という
気持ちはもちろんだけど

あれが本当に気持ちよく楽しめるのは
安心できるアインザッツがあるから。

翔ちゃんのアインザッツって
本当に安心できる。

だから
思いきって声を出せるし
一体感も得られる。

その技術の高さは
もちろんわかっていたけど

もう、
ほぼ完成された技術を見せられたとき

それが元々の能力なのか
努力によって得たものなのかを判断するのは
難しい。

経験もあるだろうけど
そういう能力も備わっていたんだろうと
そう思ってた。

けど


いろんな技術であったりとか、いろんな、この場のしきり方とか、盛り上げ方とかっていうのを、ほんっとに勉強して…

もしかしたら
私が思ってたよりはるかに

もともとの能力より
努力によって得たものの割合が
多いのかもしれない。