皇居一般参観 | moonさんの気まぐれブログ

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「皇居一般参観」というのがあると知り行ってきました。

 

皇居一般参観は、午前の回、午後の回があり、定員は午前・午後とも240人、うち当日受付140人

(来年1月からは、500人、うち当日受付300人と増員になるそうです)

 

当日受付は、皇居桔梗門前で整理券をもらいます。

手前は巽櫓(桜田二重櫓)、奥が桔梗門です。

桔梗門

 

整理券をもらう時に本人確認書類が必要です。

140人なら当日受付で大丈夫だろうと安易に考えていました。

配布時間に行ったらすでに長蛇の列です。

ほとんどがインバウンド。

これじゃ無理かなと思いながら並んでいたら、129番の整理券をゲットできました。

 

桔梗門を入っていきます。

 

桔梗門

正式名は内桜田門です。   

桔梗門は1614年に造られ 門名の由来は最初に江戸城を築いた太田道灌の家紋の桔梗紋から付けられたと言われています。

桔梗濠と蛤濠の間に架かる桔梗門橋を渡ったところにある枡形門です。

皇居勤労奉仕と一般参観者の通用門として利用されています。

 

手荷物検査をしてネックストラップをいただきます。

 

窓明館という休憩所みたいなところがあり、そこで英語,中国語,韓国語,フランス語、スペイン語での簡単な説明があります。

その間、日本人の方は売店でも見てて、という感じだったので皇居限定グッズなど見ていました。

 

旧枢密院庁舎

窓明館の斜め前にありました。

改修され、皇宮警察本部となっています。

 

いよいよ出発です。

皇宮警察の方が案内してくれます。

ここからは言語別のグループになります。

まずは日本人(日本語)グループから。

 

桔梗門(入門)-窓明館(休所)-富士見櫓下-宮内庁庁舎前-宮殿東庭-正門鉄橋(渡ってから折り返し)-宮殿東庭-山下通り-宮内庁庁舎前-桔梗門(出門)

という行程です。

 

富士見櫓

江戸城の遺構としては最も古いもののひとつで、1659年の再建。

石垣の高さが約15m、櫓の高さは約16mの三重櫓で、江戸城の史跡として唯一残る三重櫓として知られています。

当時はここから富士山を眺められたそうです。

どこから見ても同じような形に見えることから「八方正面の櫓」という別名を持ち、1657年明暦の大火で天守閣が焼失した後は、代用天守として重要な役割を果たしてきました。

 

宮内庁庁舎

1935年に建築された建物

 

ここから宮殿に向かう坂道から坂下門が見えます。


松の塔 

長和殿松の塔は、宮殿造営に際して国民からの寄付金で造られた照明灯です。

松の塔の先端までの高さはおよそ16m。

若松の葉をかたどり、吉祥としての松の強い生命力が表現されています。

 

宮殿

1968年に完成した鉄骨鉄筋コンクリート造りの建物。

儀式・行事が行われる正殿・豊明殿・長和殿及び天皇陛下が御公務をお執りになる表御座所等から構成されています。

 

長和殿南車寄

国賓などを迎える玄関です。

 

宮殿東庭

新年及び天皇誕生日の一般参賀が行われるところです。

長和殿に面し、中央バルコニーで両陛下始め皇族方が祝賀をお受けになり、天皇陛下のお言葉があります。

 

宮殿南庭

 

北車寄

国内の賓客が宮殿に入られる際の玄関です。

 

豊明殿

広さ915㎡(約280坪)で、宮殿内では最も広い部屋です。

 

正門鉄橋(二重橋)

皇居中門の先が、正門鉄橋になります。

通称「二重橋」と呼ばれ国民から親しまれています。

 

中門

中門からの正門鉄橋

ここを渡って折り返します。

正門鉄橋の欄干が高く、エイヤッと腕だけ挙げて撮った写真です。

 

外側の皇居前広場から撮るとこんな感じです。

眼鏡橋越しに伏見櫓も見えます。

 

伏見櫓

三代将軍家光公の頃に京都・伏見から移築されたと伝えられています。

関東大震災の際に倒壊したため、解体して復元されたもの。

伏見櫓の高さは13.4m。

別名「月見櫓」と呼ばれ、皇居で最も美しい櫓といわれています。

二重櫓に続く白壁の櫓が多聞櫓、見えているのが十四間多聞櫓、奥側には十六間多聞櫓が脇を固めています。

十六間多聞櫓は見ることができません。

 

宮殿から山下通りを降りて行くと前の通りが乾通り

正面が本丸跡の石垣です。

 

富士見多聞

石垣の上に小さく白壁が見えています

多聞とは城郭の石垣上に建てられた長屋のことで防御施設です。

富士見多聞は防御と装飾を兼ねて設けられた櫓の一種で、倉庫や武器庫として使用されていたそうです。

東御苑から入ると見ることができます。

蓮池濠

本丸跡の高い石垣の下が蓮池濠

夏には多くの大輪の蓮の花が見られるそうです。