こんにちは。愛知の視覚障がいピアニスト小島怜です。いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

 さて、久々に本日は練習方法について書きたいと思います。

 僕は昨年の暮れぐらいのレッスンで、弾いていない時も大切であるということを教わりました。いわば音の空間を作るということです。

 随分前の記事でレッスンを録音するようになったというようなことを書いたかと思いますが、僕は録音を聴いたらすぐに弾いて内容宇を理解し、問題点を解決しようとしていました。しかし、言われたことの理解はできても自分で考えることはしていませんでした。これでは注意されたことへの解決にしか頭が向きません。

 どうすれば自分でもっと考えて冷静に弾けるかを考えた末、僕はいつもピアノの上においていた録音するためのスマートフォンを、ピアノの近くにあるパソコン用のテーブルの上に置くようにしました。そして聴いた後にすぐに弾かずに立ち止まっていったん頭を整理することにも時間をかけるようにしました。いつもレッスンの翌日は弾く前に録音をを聴く週間にしてますが、練習を開始してから弾くまで30分以上かかることもしばしばです。

 さらに立ち止まって整理するは何も録音を聴くときだけではありません。弾いている時も音にとらわれ過ぎず、常に脳内再生されてから演奏することを意識し始めました。とはいっても、指が勝手にまだまだ動いてしまいますが、それを何とかしようと今まさに奮闘中です。

 今年の僕の大きなテーマは常に考えて弾くことかなと思います。本番であろうとレッスンであろうと生徒に教える時であろうとです。そう簡単にできることではないですが、近づけれるようにしたいなと思います。

 本日も読んでいただき、ありがとうございました。