母のも姉のも。 | 迷い猫の見聞録

迷い猫の見聞録

「しなやかに美しく」をモットーにジャンルにこだわらず、
いろんなことに興味をもって、一日一日を大切に生きています。

昨日、

千美山さん

昼散歩

作ってきた

お土産。

 

花の妖精🧚

 

 

とても

素敵

だけれど、

数時間ともたない

束の間の芸術。

けれど

妖精って

そうよね

しみじみ。

 

 

私は

昨日今日

合算して

一日ほど

かけて

着物の整理

をしました。

 

姉のために

用意した

着物が

和ダンスひとつ分

くらいあった

のですが、

姉は

受け取りを拒否した

ようです。

 

まぁ、

姉の気持ち

分かります。

 

母が

用意してくれた

といっても

相談されたわけでもなく、

好みを聞かれたわけでもなく、

いつの間にか

勝手に用意されていて、

しかも、

これはあなたのだから

と言われて、

大きな和ダンス

自分の部屋に

一方的に

置かれましたので、

自分のもの

という

気は全くせず、

その異物感

私も

十代のころは

ずいぶん

イライラさせられました。

 

まさに

用意してくれた

というより

母の趣味を

押し付けられた

という感じ

で、

今、

我が子が

かつての

私の部屋

を使っていますが、

我が子用に部屋を整えた際、

一番

最初に

運び出した

のが、

その和ダンス

です。


きっと

姉にも

似たような気持ちがある

のだろう

と思います。

 

 

うずたかく

積まれた

着物の一番上に

載せられていた

二枚

あなたこれいらない?

きかれました。

 

姉と違って

私は

着物を着る習慣がありませんし、

着方も分かりませんし、

格の違いなども分かりません

ので、

迷った

のですが、

母の気持ち

分かりますので、

業者が受け取りに来る日

きいて

ちょっと考えさせて

答えていました。

 

そういうことで、

いい機会ですし、

美術館帰りで

タイミング的にもいいですし、

母の日も近いし、

少し母の足しになれば

とも思い、

自分の着物も整理する

ことにした次第です。

 

個人的に

着物で

一番難しい

と思うのが、

着物と帯

格をそろえること

です。

 

我が子用の

訪問着

小紋

二枚

自分用の

留袖

訪問着

小紋

浴衣

五枚

ほどに

絞り、

デザインだけ見て

適当に

組み合わせ、

母に答え合わせ

をしてもらいましたが、

半分くらい

外していました。

 

書くと

なんだか

知的で

おしゃれな

母娘のやり取り

あったように

感じる方もおられる

かもしれませんが、

実際は

なんで着物ってこんなに重いの!?

ふーふー

言いながら、

着物を持ち運び、

え!?

これ

小紋用なの⁉︎

ハマグリなのに⁇

母はともかく、

私は

豚に真珠

状態でした^^;

 

 

何はともあれ、

姉の着物も一部

受け取り、

母の気持ちも

受け取って

整理もできて、

やっと

自分のものになった

という感じがして

よかった

と思っています。

 

チビちゃんに

チビちゃん用に残した

着物を見せると

一瞬目を輝かせましたが、

すぐに

違う色が好き

と。

少し前までは

この色が好き

と言っていたのに...。


まぁ

子どもなんてそんなものよね

と、

十代までは

こうやって

おばあちゃん

のから

お母さんが選んで用意してる

から、

大人になって

着物好きだなぁ

思ったら、

あとは

自分で

好きなのを選んで、

集めていったらいいよ。

お店の人のお話をきくのが

一番

お勉強になる

と思う

伝えましたら、

楽しみ!

といった

笑みを浮かべていました。