「昭和の母」のイメージが変わりました! | 迷い猫の見聞録

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「しなやかに美しく」をモットーにジャンルにこだわらず、
いろんなことに興味をもって、一日一日を大切に生きています。

昭和の母
というと、
とても不自由な存在
という
どちらかというと
ネガティブなイメージを
個人的に
持っていました。

ですから、
中村江里子さんの
「パリのおうち時間」
のオビに書かれている
パリでの日常は、
じつはとっても昭和の母!?
というキャッチを目にして、
私の中の
ネガティブな昭和の母
のイメージを
変えられるのでは?
と期待に胸を膨らませて
読み始めました。

 

 

 

 

 

ご本人にとっては、
そうでもないこと
なのかもしれませんが、
中村さんの
パリの日常は
私には、
とても
華やかに映ります。

これは
おしゃれでもなく、
お料理もあまり好きではなく、
ましてや
パーティなんて
開いたこともない
私自身に
原因があるのでしょう。

私は
そういう話題に対しては、
どうしても
華やか
という
印象を受けてしまいます。

けれど、
中村さん曰く、
ご本人は
社交的ではないそうです。

では、
社交的ではないのに、
どうして、
日々をオープンに過ごせるのか?

中村さんの著書の中で、
私なりに見つけた答えは、
シームレス
でした。

中村さんは
いい意味で、
内と外が
シームレスだなぁ
と感じました。

家と外とを
上手につなげていらっしゃる
だけでなく、
個というものの
内と外も
シームレス
なんだろうなぁ
と。

私の
印象に残ったのは、
お茶碗のエピソード
です。

美容院で見つけた
6個のかわいいお茶碗を
ご家族で
使っていらっしゃるそうですが、
どれがだれのもの
と決めておられないそうです。

我が家は
各々のお茶碗が
決まっており、
それを
取り替えっこするということも
しないので、
お茶碗を
だれのものと決めていない
というのは
とても
新鮮でした。

我が家は
各人のお茶碗の大きさが
全然違いますので、
お茶碗を共有する
ということはできませんが、

については、
ちょっとチャレンジしてみたいわ
と思いました。

私は、
子どものころ、
自分の席以外に座った数だけ
結婚(離婚)する

祖母から
聞かされていたので、
自分の席以外に座ることには、
非常に抵抗がありました。

けれど、
考えてみれば、
外食のたびに
自分の以外の席
に座っている
のですよね(笑)。

ならば、
家の席も
気分に合わせて、
選んでいいかしら?
と思い、
心の自由が広がった

気がします。

中村さんが、
子育てもきちんとされていて、
家事もぬかりなく、
旦那様の要望にも
しっかりと応えておられる
昭和の母
でありながら、
なおかつ
不自由さを感じさせないのは
内と外がいい意味で
シームレスである
心の自由さに
秘密があるのではないかしら?
と感じ、
私も
内と外を隔てる垣根を
もう少し、低くして
心の自由をもっと手に入れよう
と思いました♪



アイロンをかける暇もないくらいに

引っ張りだこの
マイ割烹着。


本書では、

中村さんが
愛用されている
シームレスアイテムも

たくさん紹介されていますが、

その中で、
一つだけ、
私も活用しているもの
がありました。

それは、
割烹着。

私は、
ロングタイプのものを
活用していますが、
これは本当に便利です。

家で汚したくない
お洋服を着ている時には、
保護してくれますし、
逆に、
パジャマや
なんだか訳の分からない
恰好をしていても、
割烹着さえ着ていれば、
宅配を受け取りに
家の外に出るのも
恥ずかしくありません。

割烹着。
自信をもって、
私もおすすめします!