鈴海老ぷーのリレー小説! -6ページ目

鈴海老ぷーのリレー小説!

鈴と海老天饂飩とぷーさんがお送りするリレー小説。個性ある三つの文体が織り成すほぼアドリブ小説の行く末やいかに……!

「秀太、ご飯よ」

温もりが残った手を見つめていると、母親の声が聞こえた。

「はぁい」

秀太はやや脱力した声で返事をすると、おもむろにベッドから立ち上がり、家族の待つ居間へ向かった。

ドアの先に待つ居間は広くなく、かといって狭くもない広さで、左手にはダイニングキッチン、右手にはテレビなどの最低限の家電が置いてあり、ダイニングとの仕切りに食卓がピッタリくっ付けてある。

食卓には母親が並べたのであろうか、夕食の品々が彩りよく揃えられていた。

間もなく秀太は手前の席に座り、母親が秀太の向かいに座った。

「さ、食べようか」

母親は自らの作品に満足した様子で、食事の挨拶を秀太に急かす。

「うん、じゃあ、」

『いただきます』

2人の声が合わさり、暖かい空気に消えた。