パドレス・松井裕樹(AP)

 ◇ナ・リーグ パドレス8-5ナショナルズ(2024年6月26日 サンディエゴ) 

 

 パドレスの松井裕樹投手(28)が26日(日本時間27日)、本拠地サンディエゴで行われたナショナルズ戦で、4―0で迎えた8回から2番手で登板し、1回を3人でピシャリと抑えた。 

 

 先頭の7番・ラミレスは初球の92・3マイル(約148・5キロ)速球で右飛。続く8番・センゼルはカウント2―2から92・6マイル(約149キロ)速球で同じく右飛に仕留めた。そして9番・ミラスはカウント1―2から89・2マイル(約143・5キロ)のスプリットで空振り三振に切って落とした。

 

  これで松井は登板9試合連続無失点と、自己最長を更新。今季成績は37試合で3勝2敗、8ホールド、防御率3・71となった。

 

  なお、試合は「8番・捕手」で先発出場した日系4世のカイル・ヒガシオカ(34)が4打数3安打、2本塁打、6打点の大爆発でチームを8―5勝利に導いた。ヒガシオカは2回、左翼ポール際に7号先制2ラン。4回には無死二塁から右前打で好機を広げ、2点の追加に貢献した。さらに松井が登板した直後の8回には2死満塁からまたも左翼ポール際の4階席に特大のグランドスラムを運んでみせた。