◆米大リーグ フィリーズ４Ｘ―３パドレス（１８日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア＝シチズンズバンクパーク）
パドレス・松井裕樹投手（２８）が１８日（日本時間１９日）、ナ・リーグ東地区首位独走のフィリーズ戦で好投したが、チームは９回逆転サヨナラ負け。松井の４勝目は幻となった。
１点リードの９回。この日まで６試合連続無失点＆防御率０点台の守護神、元阪神のスアレスが１死も奪えず、４連打を浴びた。最後はカステラノスに右翼線へ適時二塁打を食らい、今季２９登板目で初黒星。今季４０敗目を喫したパ軍は借金３となった。
松井は１点ビハインドの５回。先発・キングが２死一、二塁のピンチを招いたところで登板。暴投で二、三塁としたが、マーシュを８７・７マイル（約１４１キロ）スプリットで空振り三振。役目を果たすと、直後の６回に女房役の８番・カンプサノが５号逆転２ランをバックスクリーンに放り込むなど味方打線が一挙３得点。松井は６回もマウンドに上がり、１死一塁としたところで降板した。４勝目の権利があったが、次回以降にお預けとなった。