ダイヤモンドバックス戦に9回から4番手で登板した松井裕樹(AP)

 ◇ナ・リーグ パドレス3-9ダイヤモンドバックス(2024年6月9日 サンディエゴ)

 

  パドレスの松井裕樹投手(28)が9日(日本時間10日)、本拠でのダイヤモンドバックス戦で、9回に4番手で登板。1イニングを無失点に抑えた。

 

  3-9の9回にマウンドに上がった松井は先頭・グリエルを二飛に打ち取ると、次打者・マッカーシーは四球で歩かせたもののスアレスを右直、モレノを右飛に仕留め、仕事を終えた。

 

  松井は2日(同3日)のロイヤルズ戦では3―1と2点リードの9回に3番手で守護神・スアレスの代役として登板も3失点でサヨナラ負け。今季27試合目の登板で初めてストッパー役を務めたが、痛恨のメジャー初黒星を喫した。

 

  4日(同5日)のエンゼルス戦でも制球に苦しみ、1安打2四球で1死も奪えず降板。0/3回を3失点で登板2試合続けて失点した。

 

  それでも前日8日(同9日)のダイヤモンドバックス戦で1回を三者凡退に封じ、登板3試合ぶりに無失点。この試合に続き、この日も大量点差がついた場面での登板となったが、きっちりと与えられた役割をこなした。 

 

 試合は2回に6点を奪うなど、15安打で9得点したダイヤモンドバックスが快勝。敗れたパドレスは34勝35敗、借金1となった。