初黒星を喫した松井裕樹

○ ロイヤルズ 4x-3 パドレス ● <現地時間6月2日 カウフマン・スタジアム> 

 

 サンディエゴ・パドレスが逆転サヨナラ負け。最終回に登板した松井裕樹投手(28)が3失点を喫し、敗戦投手となった。 

 

 ロイヤルズに先制を許した直後の5回表、パドレスはルイス・アラエスの適時打ですぐさま同点。8回表にはフェルナンド・タティスJr.とマニー・マチャドの適時打で2点を勝ち越した。

 

  そのまま2点リードで迎えた9回裏、3番手として松井が登板。先頭のパスクァンティーノに安打を許すと、4番ぺレスに四球を与え、代打ベラスケスの中越え三塁打で2失点。リードを守り切れず、さらに6番ロフティンの右犠飛でサヨナラの走者が生還。逆転サヨナラ負けを喫し、パドレスは連勝ストップとなった。

 

  この試合の松井は0回1/3で2安打、1四球、3失点という内容。守護神のロベルト・スアレスに加え、ジェレミア・エストラダ、ワンディ・ペラルタの両セットアッパーが2連投中という中で代役クローザー起用だったが、今季3度目の救援失敗。MLBでの初黒星を喫し、今季成績は3勝1敗、防御率3.91となっている。