ジャッジらヤンキースの主軸を完璧に抑えたパドレスの松井裕樹投手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

◇MLBヤンキース4-1パドレス(日本時間26日、ペトコ・パーク) パドレスの松井裕樹投手がヤンキース戦に2番手でリリーフ登板。アーロン・ジャッジ選手ら相手の強力な主軸を完璧に抑えました。

 

 0-4と4点ビハインドの7回2アウト1、3塁の場面で、先発のディラン・シース投手の後を受けてマウンドへ。いきなりのピンチでしたが、フアン・ソト選手をスプリットでセカンドゴロに打ち取ります。 回をまたいで8回のマウンドへ上がり、ヤンキースのクリーンアップと対戦。

 

この日17号ホームランを放っている3番のジャッジ選手はストレート、スプリットと2球で追い込むと、低めのスプリットで三球三振。続くアレックス・バードゥーゴ選手もスプリットで内野ゴロに打ち取ると、ジアンカルロ・スタントン選手にもスプリットで空振り三振と打者4人を完璧に抑えました。

 

 チームは敗れましたが、松井投手は1回と1/3を投げ、2三振、無四球、無失点の内容で5試合連続無失点。今季防御率は3.13となりました。最速は93.0マイル(約149.6キロ)で、18球中8球投じたスプリットで強力打線に仕事をさせませんでした。