【ブルージェイズ5-2パドレス】@ペトコ・パーク

7試合ぶりの失点を喫したパドレスの松井裕樹(MLB Advanced Media)

 

 日本時間4月21日、地区首位のドジャースがメッツに敗れたため、パドレスは勝利すればドジャースと並んで地区首位に浮上できたが、2回までの4失点が重くのしかかり、2対5で敗戦。明日の最終戦を残してブルージェイズ3連戦の負け越しが決まり、地区首位浮上を逃した。ブルージェイズ先発のホセ・ベリオスが6回5安打無失点で4勝目(0敗)をマークし、5番手のジョーダン・ロマノは2セーブ目を記録。パドレス先発のランディ・バスケスは5回5安打4失点(自責点1)で今季初黒星(0勝)を喫した。 

 

 パドレス先発のバスケスは初回にエラー絡みで二死1・3塁のピンチを招き、ドールトン・バーショに先制の5号3ランを被弾。2回表も二死2・3塁のピンチとなり、暴投で4点目を献上した。パドレス打線はブルージェイズ先発のベリオスを攻略できなかったが、7回裏に2番手のヘネシス・カブレラから無死2・3塁のチャンスを作り、ザンダー・ボガーツの内野ゴロの間にまず1点。8回裏には一死2塁から金河成(キム・ハソン)がタイムリーを放ち、2点差に詰め寄った。しかし、9回表に1点を追加され、2対5で敗戦。3連敗で借金1となった。

 

  パドレスの松井裕樹は2点ビハインドの9回表に3番手として登板。先頭のバーショにヒットを許すと、盗塁と進塁打で一死3塁となり、アーニー・クレメントにタイムリーを浴びた。後続2人を抑え、1回17球を投げて被安打2、奪三振0、与四球0、失点1という投球内容。7試合ぶりの失点を喫し、今季の防御率は1.64となっている。