パドレスの松井裕樹(AP)

 腰の張りで調整が遅れていたパドレス・松井裕樹投手(28)が13日(日本時間14日)、アスレチックスとのオープン戦で20日ぶりに実戦登板。

 

  12-9の8回から5番手でマウンドへ。先頭のジェイコブ・ウィルソンの打球が左腕の足元へ飛び、右足に当たるアクシデントに。打球が転々と外野へ転がる間に打者走者は二塁まで進み、いきなり得点圏に走者を背負った。トレーナーらが慌ててマウンドに駆け寄ったが、影響はなく登板を続行。

 

  ウィル・シンプソンをスライダーで空振り三振に仕留めると、ジャック・ウィンクラーも遊ゴロに打ち取り2死三塁。最後はマックス・マンシーを高め直球で空振り三振に仕留め、本塁を踏ませなかった。 

 

 松井は2月22日(同23日)のドジャース戦で1回を3者連続三振に封じ、強烈なメジャーデビューを果たした。ただ、腰の張りを訴え、予定していた25日(同26日)の登板を回避。その後はブルペンでの投球練習やライブBPなどで調整を進めてきた。 

 

 20日の韓国・ソウルでのドジャースとの開幕戦を前に好アピールした。