囲み取材に笑顔で応じるパドレスの松井裕樹投手

 

 楽天から海外FAでパドレスに5年総額2800万ドル(約40億円=契約発表時のレート)で移籍した松井裕樹投手が16日(日本時間17日)、米アリゾナ州ピオリアでメジャーキャンプ初のライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板した。

 

  ボガーツ、タティスら主力打者を相手に力投し「緊張しました。昨日(対戦する)メンバーが回ってきて見たんですけど、それから楽しみすぎてソワソワしていて、夜。実際に一流選手に打席に立ってもらった中で無事に投げられたのでファーストステップとしては良かったと思います。オープン戦に向けてまだまだ状態を上げていけると思うので、そこに向けて引き続きいい練習をして向かって行けたらと思います」と笑顔を見せた。

 

  キャンプインの11日(日本時間12日)には、スムーズな英語とスペイン語であいさつし、韓国取材陣からの質問には短い韓国語で返答するなど日本語と合わせて計4か国語を披露。いきなり報道陣を驚かせた左腕は予定通りなら、2度の実戦形式の登板を経てオープン戦に向かうことになっており、実戦デビューの日も間近となっている。