パドレス松井裕樹投手は3試合連続無失点(写真:AP/アフロ)

MLBパドレス7-0ガーディアンズ(日本時間21日、プログレッシブ・フィールド) 

 

パドレスの松井裕樹投手はガーディアンズの9回にリリーフ登板。無失点投球で完封リレーの最後を締めました。 7-0と大量リードの9回、3番手として今季チーム最多となる45試合目のマウンドへ。先頭打者を低めのストレートで内野ゴロに打ち取ると、続く打者も4連続ストレートでレフトフライ。3人目の打者も低めのストレートで外野フライに打ち取りました。 これで3試合連続の無失点で今季防御率3.61へ。またその間、打者9人に対して1人ランナーも出さない完璧な救援を続けています。 

 

チームは4回にルイス・カンプサノ選手のタイムリーなどで3点を先制。8回には2本のホームランなどで突き放します。 投げてはナ・リーグ奪三振数149でトップのディラン・シース投手が、毎回の10奪三振で7回までわずかヒット1本の快投。2番手のジェレミア・エストラダ投手、松井投手と完封リレーで連敗を止めました。 今季51勝50敗の貯金1で、西地区3位につけています。

【パドレス7ー0ガーディアンズ】@プログレッシブ・フィールド

試合を締めくくったパドレス・松井裕樹(MLB Advanced Media)

 日本時間7月21日、パドレスは先発のディラン・シースの7回無失点の快投に助けられ、後半戦初勝利を手にした。シースは1安打1四球しか許さず、10三振を奪う完璧な内容で9勝目(8敗)。打線もガーディアンズ先発のギャビン・ウィリアムズを3.2回4失点でKOするなど、シースを援護した。ウィリアムズは今季2敗目を喫している。パドレスの松井裕樹は7点リードの9回に登場し、1回無失点と連日の好リリーフを見せた。 

 

  昨日の3連戦の第1戦は7対0でガーディアンズが完勝したが、今日はパドレスがやり返した。4回に9番ルイス・カンプサーノのタイムリーと2つの押し出し四死球でパドレスは3点を先制。先発のシースは3回に三塁打を浴びた以外、6イニングを三者凡退で抑える完璧な投球を披露した。打線は8回にも、デビッド・ペラルタとジェイク・クロネンワースの本塁打などで4点を追加してダメ押し。パドレス打線は計11安打を浴びせたのに対し、ガーディアンズ打線には1安打しか許さない完勝だった。

 

  パドレスは51勝50敗と、これで再び貯金生活に。試合終了時点ではプレーオフ圏内まで1ゲーム差としている。ナ・リーグは、ワイルドカード2位から1.5ゲーム差に5球団(カージナルス、メッツ、ダイヤモンドバックス、パイレーツ、パドレス)が詰まる大混戦。さらに4ゲーム差で追うワイルドカード7位のレッズとジャイアンツもまだシーズンを諦めておらず、トレードデッドラインは混迷を極めそうだ。

 

  パドレスの松井裕樹は7点リードの9回に登板。8番タイラー・フリーマンをサードゴロ、9番ボー・ネイラーをレフトフライ、1番ウィル・ブレナンをライトフライに抑え、危なげなく試合を締めくくった。松井の防御率は3.61まで改善。直近の10登板では16三振に対してわずか1四球と、その投球は進化を見せている。

ガーディアンズ対パドレス 1イニングを無失点に抑えたパドレス松井裕樹(AP)

<ガーディアンズ0-7パドレス>◇20日(日本時間21日)◇プログレッシブフィールド

 

  パドレス松井裕樹投手(28)が敵地でのガーディアンズ戦に登板し、3連続三振を奪った前日に続いて1回を完璧に抑えた。今季チーム最多の45試合に登板し3勝2敗8ホールド、防御率3・61。

 

  松井は7-0の9回から3番手で登板。先頭フリーマンを三ゴロ、次打者B・ネーラーを左飛に打ち取り、最後はア・リーグ首位打者の1番クワンをフルカウントから低めフォーシームで右飛に仕留め、試合を締めた。これで14日のブレーブス戦から3試合連続無失点とした。

 

  チームはそのまま勝利し、連敗は2でストップ。今季51勝50敗で貯金1とし、ナ・リーグ西地区3位に立っている。

インターリーグ   パドレス0―7ガーディアンズ ( 2024年7月19日    クリーブランド )

 

 パドレス・松井裕樹投手が0―1の7回無死一塁から2番手で登板。3者連続三振で1回無安打無失点に抑えた。

 先発投手の後を受けてマウンドに上がり、6番ヒメネスをスライダーで3球三振。続く代打ノエルは92マイル(約148キロ)の直球で空振り三振。最後はフリーマンを92・6マイル(約149キロ)の内角直球で見逃し三振に仕留めた。

 44試合の登板はチーム最多で、ナ・リーグでも8位タイ。奮闘を続ける左腕の防御率は3・70となった。

3者連続三振を奪ったパドレス・松井裕樹投手(写真:AP/アフロ)

◇MLB ガーディアンズ7-0パドレス(日本時間20日、プログレッシブ・フィールド) 

 

 パドレスの松井裕樹投手が後半戦スタートとなる敵地でのガーディアンズ戦に7回途中から登板。3者連続三振の好リリーフを見せました。 パドレスは0-1と1点ビハインドの7回、先発のウォルドロン投手が先頭打者にセンター前ヒットを許したところで、松井投手がチーム2番手として登板します。すると、6番ヒメネス選手を3球三振。続く代打・ノエル選手に対しても追い込んでからの6球目、内角高めへのストレートで空振り三振を奪います。さらに2アウトから、代打・フリーマン選手にはファウルで粘られますがフルカウントからの8球目、内角低めへ149キロのストレートを投げきり、見逃し三振に抑えてオールスター明けの後半戦初戦を3者連続三振で終えました。

 

 松井投手の好投にSNSでは「相変わらず重要な仕事をする」、「オールスター休暇で全快」、「まだ1年目だよな」などファンのコメントが上がっています。