☆車の査定の中で一つの重要なポイントとなるのが、事故歴があるのかどうか。
その差でいわゆるオークション相場というものがガラリと変わってしまいます。
要は買い取り価格が、ガクッと落ちてしまうのですΣ(゚д゚;)
事故歴、いわゆる事故車というのも、定められた基準があります。
☆そこで先日査定させて頂いたクラウンWについてです。
まず事故で一番多いのが、前から突っ込むというものです。
当然ボンネットの中を調べます。
まず見るのはネジですね。
このクラウンWは左右のフェンダー(ボンネットの隣の部分)のネジが回っていました。
交換したのかな?と思ったけれどボンネットのネジは曲がっていないし、
(フェンダー交換するほどの事故だと、だいたいボンネット交換したりしてます)
裏が黒いわけでもない(社外パーツは裏が黒い)。
それにドア側からみたらフェンダーのネジは曲がっていません。
これでは交換できないのですが、なんか怪しい・・・。
ということでバッフル(ヘッドライトの裏にあるパーツ)の下の方を覗いてみたら・・・やっぱりありました!
ひずみです。
ぶつかって一度曲がったものを伸ばしているので、どうしても跡が残ってしまうのです。
しかしバッフルに損傷があるだけでは、事故車にはなりません。
(評価点は落ちます。)
でもまだ怪しい・・。
さらに覗いてみると・・あった!
サイドメンバーの先っぽにひずみがヽ(*'0'*)ツ
サイドメンバーとは車に平行に伸びる二本の骨組みです。
車を作るうえで基礎となる、このサイドメンバーや、インサイドパネルなどを損傷、修復があったりすると事故歴がついてしまいます。
しかしもったいない・・・。
きっと下の部分だけ何かに強くぶつけてしまったのでしょう。
運転するにもまったく不自由ありませんし、気になるものでもないのですが・・
損傷した部位が悪かったりすると、このように事故歴が認められ車の価値が下がってしまうようです。
☆皆さんも車の運転にはじゅうぶん気を付けてくださいね!






